発熱するマイナー魂

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ゴールデンスランバー


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伊坂幸太郎氏が書く黄金のまどろみ。突然、首相暗殺の容疑者にされた元宅配ドライバーの逃走が描かれます。


ゴールデンスランバー

ゴールデンスランバー


「大きな力に排斥されそうなとき、本当に頼れる大切なものは何か」、そんなテーマが感じれられる作品です。人はピンチに陥ったときこそ真価が表面化すると思います。そして、その真価を決定する要因は、信頼の日々の積み重ねであるのではないかなと強く感じました。「困難を乗り越えるための糸口は信頼できる他者からのエールである」、それが感動を読んでいる作品なのではないかなと思います。


また、目的の決定要因というのは人と人との関わりに大きくあるものであると感じました。全ての決定要因は、人との関連から生まれ、人との相互作用によってひとつに収束すると考えています。この物語は、その紆余曲折な過程が実直に伝わった作品です。そしてその過程が、信頼という目に見えないものを確認できる"意味のある過程"なのだと思いました。