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隠れた名作の発掘が生きがい。

救われなくて目を覆いたくなる漫画 『ミスミソウ』


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とてつもなく陰鬱として救われなくて目を覆いたくなるほどの衝撃的な作品。それが押切蓮介さんの漫画『ミスミソウ』です。


ミスミソウ 1 (ぶんか社コミックス)

ミスミソウ 1 (ぶんか社コミックス)


三角草
この花は、厳しい冬を耐え抜いた後に雪を割るようにして小さな花が咲く。


物語の舞台は雪の積もる田舎で、そこに転校してきた主人公の野咲春花はイジメを受けていた。イジメは次第にエスカレートし、ついには春香の家に火が放たれ、両親は死亡した。春香の壮絶な報復が始まる。。


Wikipediaによると、キャッチコピーは「精神破壊(メンチサイド)ホラー」。その名の通り、登場人物達の精神が徐々に壊れて行く漫画です。その過程と画力にものすごい畏怖を感じ、あまりにものインパクトの強さに読了後も顔がしばらく引き攣っていました。


狂気が脳裏に焼き付いて離れない衝撃作品。しかし、結末は本当、やるせない。。