林ナツミさんの『本日の浮遊』展を見に行ってきました。日常の中で浮くという感覚がとても新鮮です。単に自分が跳んだ所を写真に撮っただけだと思いますが、どうしてこうも魅力的な絵になるのだろう。
「浮遊する」という感覚は、誰もが一度は想像したことがあると思いますが、その感覚と現実とを今までうまく紐付けられませんでした。『本日の浮遊』で展示されている写真は、どれもが現実と浮遊とを強く紐付けているようで、その強い紐付きによって生まれる何かが胸をワクワクさせました。
最近、重力ががんばりすぎている気がするので、もうそろそろ休んでもいいんじゃないかな。そんな気分になった展覧会でした。
- 作者: 林ナツミ Natsumi Hayashi
- 出版社/メーカー: 青幻舎
- 発売日: 2012/07/20
- メディア: ペーパーバック
- クリック: 14回
- この商品を含むブログ (18件) を見る