貸借対照表(B/S:Balance sheet)は、企業が活動に利用する資金をどこから調達し、どのように運用したかを記述した書類です。B/Sは右側に資金の調達源泉、左側にその運用形態が記述されます。

貸借対照表は左右に分かれており、左側は資産、右側は負債と純資産からなっています。
分類のルール
資産と負債は流動と固定に分類されます。その分類基準として”正常営業循環基準”と”一年基準(ワンイヤールール)”があります。分類の際には、まず正常営業循環基準が適用され、その後に一年基準が適用されます。
正常な営業活動の過程にある資産と負債はそれぞれ流動資産・流動負債に分類するというルールです。正常な営業活動の過程とは、例えば仕入→製造→販売です。
一年基準
決算日の翌日から起算して1年以内に受け取り、支払いが履行される債権、債務を流動資産、流動負債とし、それ以外を固定資産、固定負債とする基準です。