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『目玉焼きの黄身 いつつぶす?』つぶさぬよ!


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目玉焼きの黄身 いつつぶす?』という漫画を最近読みました。『孤独のグルメ』『花のズボラ飯』『たべるダケ』に続くお食事系漫画の第4の波が来た、そう思った次第です。


内容は、食べ方に対する持論を述べていくというものですが、これがすごく親近感のわく内容なのです。例えば、第1話では目玉焼きの食べ方がテーマなのですが、目玉焼きに何をかけるのかから始まり、黄身をつぶすつぶさない、白身と黄身の食べる順番など、些細なこだわりにニヤニヤします。


「たぶん分かってもらえないだろうなぁ」と思って内に秘めていたこだわりを露呈するのって、なんかいいですよね。というわけで、各話のテーマに対する食べ方の持論をつらつらと述べていきます。一巻では食後のお皿の綺麗さ、二巻と三巻では満足度を軸にして議論していきたいと思います。うん、誰も得しない。

一巻


第1話 目玉焼きの黄身 いつつぶす?
「すすんで目玉焼きの黄身をつぶす人はいるのか?」と思っていただけに、目玉焼きの黄身をつぶす食べ方にまず驚きました。黄身をつぶすと、お皿にべちゃって黄身が広がるので、食べ終わった後のお皿の状態はたいていうわーってなるではないか。。

なので、黄身はつぶさず必ず一口で食べます。それが遵守されいるのであれば、白身と黄身の食べる順番にはこだわりは無いです。


第2話 とんかつのキャベツ いつ食べる?
基本はとんかつとキャベツを一緒に頬張る食べ方です。なので、キャベツにかけるソースは少なめにしています。あと、キャベツは少し残るようにして、とんかつを先に食べます。残ったキャベツは、お皿の上に散らばったソースやころもを拭うようにして食べます。そうすると食べ終わった後のお皿が、あら、綺麗!


第3話 カレーのルー どうかける?
半がけです。全がけは食べ終わった後のお皿の状態が否でも応でもうわーってなるのでやらないです。食べるときは、ご飯をルーに寄せるようにして食べていきます。カレーのこだわりの食べ方は内容よりもスピード重視で小論文を書く方法 - マイナー・マイナーの例文に書いています。


第4話 ライス どうやって食べる?
ファミレスとかでステーキとライスのセットを頼むと、フォークとナイフでライスを食べる状況になったりします。ライスの食べ方としては、フォークを右手に持ち替えて、フォークの腹ですくっています。確かに、親からはフォークの背にご飯を乗せて食べるように教わりましたが、一度に乗せられるご飯の量が少なく、こぼれやすいということもあって、今はやらないですね。

ただマンガで言及しているとおり、フォークは、ステーキを切るときは左手、ご飯を食べるときは右手に持ち替えることをする派なので、なかなか忙しい食べ方になっていることに気づきました。このあたりはまだまだ改善の余地がありますね。


第5話 みかんの皮 どうやって剥く?
花のように開く剥き方をしています。このやり方のほうが、皮が散らばらず、綺麗でお行儀がよいように見えます。みかんを皮ごと二つに割るやり方は、みかんの果汁がプシャーってなるリスクが高い感じがして避けていたのですが、このやり方の方が実は白い筋を綺麗に取れやすいのですね。。


第6話 納豆 ご飯にいつかける?
ご飯、納豆、他のおかずが合った場合の食べ方の話です。ご飯は、まず1/4は他のおかずで消費し、次の2/4は茶碗の片半分の領域で納豆と混ぜて消費し、残り1/4は茶碗に残った納豆の残片を拭うようにして消費します。この配分はゆずれない。


第7話 ちらし寿司にワサビ醤油かける?
思い返してみれば、醤油のみをかけています。そして、わさびは適宜すくって食べます。わさびを醤油に溶かすと、辛味の調整ができなくなるというのが大きな理由です。醤油は均等にかかっていなくても気にならないのですが、ガリを使って醤油を均す食べ方は初めて知って驚愕でした。

二巻


第8、9話 ショートケーキの苺 いつ食べる?
食べたいときに食べます。その方が満足度は大きくなると考えています。苺は、スポンジとか生クリームの味に飽きた時のリフレッシュとして食べることが多いです。もし、最後に苺を食べることでリフレッシュ感が最大となるのであれば、苺は最後に食べるでしょう。


第10話 つけ麺 なぜ食べる?
「つけ麺は、麺をスープに入れればラーメンのように食べられる、ならば最初からラーメンを食べればいい」というような議論がなされていたりします。不毛だなーと思う会話がたまらないですね。つけ麺はただただ美味しそうだから食べるわけで、理屈ではないと思うのです。


第11、12話 焼き鳥 串から外す?
飲み会とかで複数の人がいることを考えると、最大多数の最大幸福を考えるのならば、やはり焼き鳥は串から外すのがよいのかなと思います。一人で食べるときは、外すという過程がいささか面倒なので、串から外さず食べることが多いですね。


第13話 卵かけご飯の生卵 いつかける?
生卵を直接ご飯に落とすか、それとも小皿に落としてかき混ぜてからご飯にかけるか、といった議論です。小皿を使って洗い物を増やすのが嫌なので、もっぱら生卵は直接ご飯に落とします。まぁ、5年前までは小皿に落としてかき混ぜるというやり方があるだなんて知らなかったわけですが。。


第14話 おにぎりはどう食べる?
ありきたりに角から順番に食べていきます。均一に食べていきたい派です。2つに割って中身を先に食べるという手段は、ご飯や海苔がパラパラとこぼれやすいのでやらないです。こぼれた時の不幸さを考えると、まっとうに食したい。

三巻


第15話 パンと目玉焼き どうやって食べる?
一人で食べるときは、トーストの上に目玉焼きを乗せて食べます。天空の城ラピュタの影響が強いです。たとえ、黄身がこぼれやすいというリスクを負ってでもこの食べ方です。この食べ方は僕の満たされない心を満たしてくれるのです。


第16話 立ち食いそばのかき揚げ どう食べる?
そのまま食べるか、汁に浸すかといった議論です。いきなり汁に浸すという行為は後戻りができないので、一口目はそのまま食べて、その一口目でそのまま食べていくか汁に浸すかを決めて、好きな道を歩いていきます。


第17話 スパゲッティにスプーン使う?
あれば使います。その方が早く食べられると思います。巻きやすいですし、具とかもすくいやすいと思うのです。まぁでも、家で食べるときはお箸です。フォークなど高尚なものなど無い。


第18、19話 パンケーキ どうやって切る?
たぶん、一口サイズの大きさに適宜切って食べていくと思います。お皿の上のシロップを拭いながら。シロップは、味の調整をしやすくするために、全体にはかけないと思います。ここ数年食べてないなー。


第20話 焼き肉に白メシ食べる?
食べたり食べなかったりです。飲むのがメインの時は食べないし、食べるのがメインのときは食べたりします。無くても平気、あれば食べる、白メシとはそんな存在なのかもしれない。