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発熱するマイナー魂

隠れた名作の発掘が生きがい。サブカル作品の感想とIT技術メモ中心のブログです。

B級映画だけどオチはA級『怖来 FU-RAI』


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目覚めると、男3人、女1人が白い粉まみれの部屋に閉じ込められていた。


『怖来 FU-RAI』は『ソウ(SAW)』のようなソリッド・シチュエーション・スリラーを目指した映画です。監禁された人々が、白い粉まみれになったかと思えば、変な液体を飲まされたり、ぬるっとした部屋に連れ込まれたり、そんな理不尽な仕打ちを受けます。


なんでそんな仕打ちを受けるのか。それを考えながら見るのがひとつの楽しみだと思います。途中で気づく人も多いと思うんですけど、僕はオチまで全然気がつかなくて、そのためかオチにたどり着いた瞬間、純粋にすごいと思ってしまいました。B級映画だからできる何かってこういうところにありますよね。


オチのインパクトが強すぎてその裏に隠れがちですけれど、男女4人が監禁された理由が実は怖かったりもします。B級ならではの設定のためほとんどネタだらけの内容ですけど、この理由だけが妙な質感を持っています。頭にこびりつくように残っていたその理由を、今頃になってふと思い出しました。


後からじわじわと来る怖さ。それが怖来!


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俺達の共通点だよ。それが分かれば、この部屋に監禁されている理由が分かるかもしれない。


この理由がどこか現実味を帯びています。人口問題がヒントになってくるんですけど、監禁された男女4人のような共通点を持った人々が、実は相当数いるのではないかと思います。


いくら社会が嫌だとしても、最低限は社会に接していないといけない。そうしないと、後で怖い目にあっても知らない。そんな学校の教科書みたいな教えを再勉強させられるような内容でした。