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「天空の城ラピュタ」を観たときの高揚感をもう一度『リンドバーグ』


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子供の頃、初めて「天空の城ラピュタ」を観たときのような高揚感。そんなワクワクさを呼び起こされた漫画が『リンドバーグ』でした。これは飛行系ファンタジーの傑作なのではないか!?


霧深き国…「エルドゥラ」…
四方を”ボーダー”と呼ばれる絶壁に囲まれ、世界から隔絶された天空の秘境


物語はここからはじまるのですが、まずこの設定からして興奮します。めっちゃ興奮します。このエルドゥラにとある男「シャーク」が空からやって来て、そこに住む主人公の「ニット」と出会います。そしてニットはシャークに感化され、エルドゥラの外の世界に飛び立つことを決心します。


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この「エルドゥラ」も、世界と同じそらで繋がってるんだから


翼を無くしたドラゴンのような生物「リンドバーグ」に人工の羽を装着して空を飛ぶ、そんな独創性あふれる設定が素敵すぎです。リンドバーグに乗ってエルドゥラを出た後、エルドゥラの真実がわかるのですが、その真実がもう胸熱すぎます。


空というと、自由とか広大とか、そんなイメージが思い浮かびます。そして、空には人を惹きつけるような不思議な魅力があります。空は、飛ぶことのできない人にとっては未開の地であって、だからこそ憧れを感じるのだろうと思います。『リンドバーグ』はそんな純粋な憧れが伝わってくるような漫画でした。


あと、『天元突破グレンラガン』の要素も感じました。ニットがシモンで、シャークがアニキ。。空色デイズが頭の中に流れだす!