『ヒナまつり』の11巻に掲載されている、第五十七話「情熱なくして仕事なし」が熱いです。
内容は、女子高生とヤクザがとある会社のコンペで競い合うというものです。会社の新製品のおもちゃをどのように販売していくかをプレゼンし合うという内容なのですが、まぁなんかよく分からないけれど熱いです。
たった40ページの中に、名キャラクター同士のプライドをかけた対決、挫折、そこから立ち上がる展開、そして期待を裏切らない最後が凝縮されていて、その王道な内容に終始胸が熱くなりっぱなしでした。思い返してみたら「なんだこれ?」って内容なのに、なんか胸が熱くなりっぱなしでした。
私は「情熱なくして仕事なし」の意味が分かったような気がするよ
「情熱」というキーワードが深く胸に刺さります。情熱を持って仕事にとりかかれば、それはいずれ成功へとつながる。そんなストーリーに感動しました。
※『ヒナまつり』はギャグ漫画です
- 作者: 大武政夫
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / エンターブレイン
- 発売日: 2016/09/15
- メディア: Kindle版
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情熱なくして仕事なし
この名言が出てきたのは、10巻掲載の第五十話「三島家」です。この話は、三嶋家の父の勤める会社が倒産したため、その父が三嶋瞳の経営する会社に再就職するという内容です。この中で瞳社長が社員に言った言葉が「情熱なくして仕事なし」でした。
この言葉は、それほど深く考えずに適当に出たような言葉でした。いじられるために出てきたような言葉だったのですが、短くて的を射るような言葉だったのでずっと頭に引っかかっていました。それが第五十七話につながり、感動的な仕上がりになるとは誰が予想しえたでしょうか。。
情熱なくして仕事なし。よくよく考えてみると深い言葉です。どんなにデータ分析能力やプレゼンテーション能力が優れていても、ひとつの純粋な情熱には叶わないことがある。そんなことを諭されたようなストーリーでした。
※『ヒナまつり』はギャグ漫画です