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隠れた名作の発掘が生きがい。

上級者向けゲーム『serial experiments lain』の値段が高騰している件


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郷中、なんとなく自室の押入れを探っていたらPlayStation用ゲーム『serial experiments lain』を見つけました。1998年発売のゲームです。いやー、懐かしい!



2018年1月時点でこのゲームを手に入れようと思うと1万5千円以上はしそうです。Amazonの中古品を調べると最安値は16920円でした。当時の発売価格は5800円です。


一部の層にしか受けないようなマイナーなゲームなのですが、まさかこんなにも高値になっているとは…なんか感動です。発売当時は人類には早すぎたゲームだったけれど、やっと時代が追いついて高評価になっているのではないかと思います。PS+ソフト+プレミアで検索すると多くのサイトで取り上げられています。



ゲームの内容は、ネットワーク内に散りばめられた lain の記録(音声ファイルや映像ファイル)を集めて、lain の秘密に迫っていくというものです。内向的な少女「岩倉玲音(いわくられいん)」とカウンセラー「米良柊子(よねらとうこ)」のカウンセリング記録や日記を閲覧し、lain を知っていきます。


中学生の時にプレイしたゲームなのですが、内容についていけなかった記憶があります。ネットワーク内に散りばめられた記録は時系列に従っていない断片的なデータのため、集めた記録を頭の中で整理する必要があります。整理する能力が乏しかったので、結局半分も理解できないままゲームを終えました。


内容の詳細までは覚えていないですが、だんだんと憂鬱になっていくような展開が印象に残っています。少女が内面に持つ孤独な世界が徐々に脳に浸透していく…そんな展開が素敵でした。ゲーム内に流れるオルゴールはいまだに時々頭の中を流れます。


もう少し大人になってからプレイしよう…そう決意してこのゲームを押入れに入れていました。あれから約16年後、押入れから発掘して興奮しています。またやりたい!