マイナー・マイナー

隠れた名作の発掘が生きがい。

『グッデイ』最期の1日の理想系がここにある

人生の最後の日が分かったのであれば… そんなもしもを描いた漫画が須藤真澄さんの『グッデイ』です。舞台は「玉迎え」の存在する日本です。 玉迎えとは、体のご寿命で亡くなる方の体が、その前日、球体に見える状態を言います。 この設定がすごいです。しん…

【Dead by Daylight】絶望的な状況からの奇跡的な生還劇7選

PS4版『Dead by Daylight(デッドバイデイライト)』をプレイし始めて半年が経ちました。もう面白すぎますね! ドラマティックな展開が起こり得るというところにこのゲームの面白さを感じます。「これはもう生還が無理なのでは?」という状況から奇跡的に生…

『どこか遠くの話をしよう』異国の村にきっと存在する美しさ

異国の村の美しさを感じるような漫画が須藤真澄さんの『どこか遠くの話をしよう』です。全2巻です。 舞台は南米の高地にある村です。そこに住んでいる主人公の少女「チロ」は、物の声を聴くことができる特殊な能力を持っています。 ある日、チロは納屋で倒れ…

【Dead by Daylight】対ヒルビリー戦におけるサバイバーの対策と立ち回り

PS4版『Dead by Daylight(デッドバイデイライト)』を主にサバイバーでプレイしていますが、ヒルビリーがとにかく苦手です。遭遇率も高く、厄介で相手にしたくないキラーです。 全試合の生存率は3割程ですが、ヒルビリー相手となると2割になります。チェー…

【Dead by Daylight】キラーにキャンプされる頻度を調べました(2019年3月)

『Dead by Daylight』をサバイバーとしてプレイしていると「キャンパー」に時々出会います。 キャンパー(キャンプする人)とは、簡単に言うと、フックに吊った人から離れないキラーのことです。吊ったサバイバーを確実に処刑する、救助目的のサバイバーをあ…

『風は青海を渡るのか?』意識や生命を探求する楽しさ

森博嗣さんの小説『風は青海を渡るのか? (The Wind Across Qinghai Lake?)』を読みました。Wシリーズの第3作目です。青海はチベットにある青海湖のことを指していて、そこが舞台の一部になっています。 主人公の「ハギリ」は人間とウォーカロンを識別する研…

【Dead by Daylight】人気のあるサバイバーとキラーのまとめ(2019年2月)

PS4版『Dead by Daylight(デッドバイデイライト)』にまだまだハマっています。2019年2月はサバイバーで372対戦行いました。 その対戦の中で出会ったサバイバーとキラーを集計しました。使用数の多いサバイバーとキラーについて述べていきます。 集計期間 …

『グヤバノ・ホリデー』興味の種は尽きない

追究するから楽しいのか、楽しいから追究するのか… そんな漫画がpanpanyaさんの『グヤバノ・ホリデー』です。楽しいを深掘りしていく短編集です。 例えば「宿題のメカニズム」では宿題を終わらせる機械を作成していきます。作り始めた機械が徐々に大きくなっ…

【Dead by Daylight】キラーの出現回数とパークの使用状況を集計しました(2019年1月)

PS4版『Dead by Daylight(デッドバイデイライト)』にハマりまくっています。2019年1月はサバイバーで430対戦行いました。 その対戦で出会ったキラーと、そのキラーがつけているパークを集計しました。また、キラーの対策と立ち回りについても簡単にまとめ…

『Dead by Daylight』サバイバーランク1になるまでの軌跡

PS4版『Dead by Daylight(デッドバイデイライト)』を最近はひたすらやっています。平日は2時間、休日は10時間くらいやっています。廃人まっしぐらですね! そんな生活を続けること約45日、サバイバーランク1になりました。その経過をプレイ動画とともに振…

2018年の振り返りと2019年の抱負

あけましておめでとうございます。 2018年は41記事書きました。記事の投稿は少なめです。特に後半は仕事の激化(時間外労働140時間)とPS4のゲームに没頭とが重なって、記事をなかなか投稿できなかったですね。 そんな2018年の記事振り返りです。そして最後…

『Dead by Daylight』を1ヶ月やった成果

PS4版『Dead by Daylight(デッドバイデイライト)』にどはまりしています。面白すぎます! 1対4のおにごっこみたいなゲームです。キラー1人、サバイバー4人に分かれ、キラーはサバイバーを処刑しようと行動し、サバイバーは生き残ろうと逃げ回ります。主に…

『オキテネムル』生物の不思議を応用する面白さ

連打一人さんの『オキテネムル』を読みました。全9巻の漫画です。 とある商店街でキリン男(頭はキリン、首以下は人間)が現れたところから物語は始まります。キリン男は無差別に人を襲い、そして突如現れた何者かによって駆除されます。 キリン男が現れた…

『ニーア オートマタ』の世界の広さを推測しました

ゲーム『ニーア・オートマタ』の世界が素敵すぎます。そんな世界を現実に当てはめたら一体どれくらいの広さになるのか…気になったので調べました。 www.youtube.com 2Bの身長 コンテナの高さ 工場廃墟の建物の長さ 世界の広さ まとめ 2Bの身長 『ニーア オー…

ずっと終わらない暗黒と正義『勇者たち』

暗黒を倒せば、次の暗黒… そんな連鎖を描いた『勇者たち』がすごいです。浅野いにおさんの1巻完結の漫画です。 舞台は暗黒の潜む森。勇者たちが暗黒の魂にのっとられた仲間(トン助)を倒したところから物語は始まります。トン助の封印後、勇者たちは森から…

永遠に生きることは不幸なのか『銀河の死なない子供たちへ』

死なない日常を描いた漫画が施川ユウキさんの『銀河の死なない子供たちへ』です。全2巻です。 主な登場人物は、子供の「π」「マッキ」と、その母である「ママ」の3人です。3人は死ぬことがなく、人類の足跡が残る地球で、永遠とも続くような日々を過ごしま…

hiddenを「ハイドゥン」と呼ぶ同僚に、どう接すれば良かったのだろう

あれはそう、社会人二年生頃、hiddenのことを「ハイドゥン」と呼ぶ同僚がいた。HTMLではinputタグのtypeにhiddenを指定できますが、それを「ハイドゥン」と呼ぶ同僚がいた。 英単語の呼び方は本当にこれで良いのだろうか…と不安になることが時々あります。働…

『そらトびタマシイ』他の命を糧にして生きていく

しばらくぶりに五十嵐大介さんの漫画『そらトびタマシイ』を読みました。全部で6編からなる作品集です。いやー、心に響くものがありますよ。 命を糧にして今の命がある…そんなテーマを感じる作品集です。例えば、表題の「そらトびタマシイ」では食事シーンが…

【熊野古道】馬越峠を歩いてきました

8/17(金)に馬越峠(まごせとうげ)を歩いてきました。三重県にある熊野古道の伊勢路のひとつです。 コース 紀北町側から入り、尾鷲市へ出るルートを辿りました。途中で天狗倉山(てんぐらやま)も登りました。 11:30 馬越峠入口到着 「道の駅 海山」から歩く…

『第三惑星用心棒』迷走兵器を対処するアンドロイドの物語がすごい

争いの跡が残る大地に、ギターを担いだアンドロイドが降り立つ… そんな絵を楽しめる漫画が野村亮馬さんの『第三惑星用心棒』です。SFファンを虜にする絵がここにありますよ! 西暦2882年 第三惑星 地球 無政府・無国籍状態 紛争が終わり、紛争に利用された兵…

500記事公開達成!印象に残っている6記事を振り返ります

ブログを始めて11年…この記事で公開記事の総数が500となりました! 良い機会なので、このあたりで僕のブログに対する考え方を書き記そうと思います。きっと誰の参考にもならないブログ論を語りながら、印象に残っている6記事を振り返ります。 日記みたいなメ…

独特な管理 / 監視システムが素敵!おすすめのディストピア漫画9選

ディストピア作品が好きです。ディストピアとはユートピアの反対の世界を描いたような物語で、次のような特徴を持つものを言います。*1 管理 / 監視システムが登場する そのシステムによって公平に分配が行き渡っている(ように見える) そのシステムによる…

余命24時間をどう生きる?『イキガミ』

余命24時間を告げられる… そんな漫画が間瀬元朗さんの『イキガミ』です。全10巻です。 「国家繁栄維持法(通称、国繁法)」が適用された国が舞台です。国繁法とは「死」への恐怖感を植えつけることによって「生命の価値」を再認識させることが目的の法律です…

何かを夢見て住むが、何かを成し遂げるにはいてはいけない街

それが高円寺! いやはや、6/25深夜放送のTV番組『月曜から夜ふかし』が名言を残していきましたよ。「何かを夢見て住むが、何かを成し遂げるにはいてはいけない街…それが高円寺!」 経緯はともかく、この言葉が核心を突いているなぁと感じている自分がいます…

徒歩で山手線を一周してきました

山手線は果たして環状なのか…そんな疑問を晴らすため、友人と共に6/16(土)に徒歩で山手線を一周してきました! ルール 新宿駅から山手線を外回り(時計回り)に徒歩で移動し、また新宿駅に戻ってくる。 結果 一部記録はありませんが、各駅の通過時間は下記の…

報われない話満載『隣町のカタストロフ』

ある時、突然に天地が逆転したら… そんな状況を描いた漫画が菅原敬太さんの『隣町のカタストロフ』です。空に落ちそうな町で展開されるドラマが面白いです。全3巻です。 5月28日午前10時12分…天と地が逆になる現象「地変天異」が起きます。街に住む人々はそ…

panpanyaさんのおすすめ漫画5選!異空間に迷い込む系の話が素敵すぎます

panpanyaさんの漫画が好きです。日常に接している不思議を体験する話が非常に面白いです。 絵の特徴としては、背景が緻密に描かれており、そして主人公はラフな感じで描かれているところにあります。古今東西が入り混じったような背景に浮いた容姿の主人公が…

『足摺り水族館』古いものと新しいものが共存する風景

日常の延長にあるような不思議な世界… そんな世界を楽しめる漫画がpanpanyaさんの『足摺り水族館』です。帯のキャッチコピーは「見捨てられたもの / 忘れられたもの / 新しすぎたもの」…もうね、表現力が素敵すぎますよ! 『足摺り水族館』は14編の短編集で…

鍋割山を登ってきました

『山と食欲と私』を読んで登山欲と食欲が絶賛上昇中なので、昨日(5/26)に鍋割山を登ってきました!神奈川県の丹沢山地の南にある標高1272mの山です。 コース 大倉登山口 → 二俣 → 後沢乗越 → 鍋割山山頂 → 後沢乗越→ 二俣 → 大倉登山口…というコースです。 7…

きっと協力し合えないサバイバル『今際の路のアリス』

麻生羽呂さん原作、黒田高祥作画の漫画『今際の路のアリス』を読みました。『今際の国のアリス』のスピンオフにして続編の漫画です。 始まりは荒廃した京都。そこで目覚めた佐野紀奈(さのきいな)は、何も思い出せないまま周囲を散策し始め、そして清水寺で…