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『終わりと始まりのマイルス』の2巻が発売する可能性


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世の中には諸事情によって続刊が(なかなか)出版されない漫画があります。鬼頭莫宏さんの漫画『終わりと始まりのマイルス』もそのひとつです。というのも、この漫画を掲載していた「マンガ・エロティクス・エフ」が休刊になってしまったので、今後がどうなるのか分からない状態です。


2016年3月現在、単行本の1巻が2009年に出版されていますが、2巻はまだ発売されていない状態です。2巻が発売されるのは絶望的なのだろうか。そんなことを思いながら1巻を読み返していたら、ふと目次ページに各話の掲載情報が書かれているのが目に入りました。


どうやら1巻の最後の話は「マンガ・エロティクス・エフ」のvol.55で掲載されていた話のようです。そして、「マンガ・エロティクス・エフ」のホームページを見たら、この雑誌の休刊はvol.88なんですね。とすると、vol.55からvol.88の間に掲載されていた話を寄せ集めれば、2巻ができるのではないか?


そんな期待を胸に、掲載情報を調べてみました。




1巻の内容は、1話が20数ページくらいで、9話+おまけが収録されています。

タイトル vol.
第1話 小さな翼の家の二人 vol.42
第2話 小さな世界から来たモノたち vol.43
第3話 大邂逅の日 その1 vol.45
第4話 大邂逅の日 その2 vol.46
第5話 大邂逅の日 その3 vol.48
第6話 大邂逅の日 その4 vol.49
第7話 大邂逅の日 余談 vol.51
おまけ オービスワーヌスの世界 vol.51
第8話 虚構を映す機械 その1 vol.54
第9話 虚構を映す機械 その2 vol.55


1巻の最終話がvol.55で終わっているので、それ以降で「マンガ・エロティクス・エフ」の雑誌の表紙に「鬼頭莫宏」の文字が入っている掲載ナンバーを洗い出すと、下記の通りとなりました。

vol.58
vol.59
vol.62
vol.66
vol.72
vol.74


つまり、最大で6話分のストックがありそう!
ということは、これらの話+何かしらの短編で2巻ができるのではないか?!


そんなわけで、完結していなくても良いから、2巻を出版してください>だれか
続きがすごく読みたいんです!(この記事で一番伝えたかったこと)