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長く読める記事を書くために心がけている6つのこと


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ブログの記事を書くときに何か心がけていることはあるでしょうか?僕は「長く読める記事」をできるだけ書くようにしています。


「長く読める記事」とは、ここでは次のような記事を指しています。

  • 5年後も需要のある記事
  • 5年後に読んでも通用する記事


過去に書いた記事の中には、もうブームが過ぎて需要がない記事や、内容の所々がおかしくて通用しない記事があります。そんな記事を見るともったいないと思う性格です。


記事を書くときはいつも「長くも読めるか?」をまず自分に問いかけています。意識的に問いかけていることを6つ紹介します。

賞味期限の長いジャンルですか?

賞味期限は「記事を美味しくいただける期限」「一定数のPVが得られる期限」と解釈していただければと思います。少し前に「記事の賞味期限はジャンルごとに違いがある」という内容の記事を書きました。


minor.hatenablog.com


詳細は割愛しますが「専門知識」「考察」「レビュー」系の記事は賞味期限が長い傾向にあると考えています。長く読まれる記事を目指すのであればこれらのジャンルで記事を書くのがおすすめです。

賞味期限の長いテーマですか?

記事のテーマによっても賞味期限の長短があります。例えば、スマホゲームのレビューよりも漫画のレビューの方が賞味期限は長いです。


スマホゲームは、開発者による公開停止や新バージョンのOSに非対応などの理由により、ゲームができなくなる可能性があります。特に個人開発のゲームは3、4年くらいがプレイ可能期間のように感じています。


漫画は出版から10年経過しても(規制等がない限り)読むことができます。10年経過しても漫画を読んでいる可能性が高いので、漫画に関する記事は10年後も読まれると思っています。

前提を書いていますか?

ブログを始めた当初は、レビュー系の記事は感想だけを書いていました。けれど、後から読み返すと「なぜ感動したか?」がよく分からないところが随所にありました。感動した前提(根拠)が不明のためです。


現時点で自明な前提であっても、5年後に覚えている自信のない前提は書いておくべきです。自分で書いた記事の前提が分からないのであれば、他の読者はもっと分からないです。

× この漫画が面白かったです。
○ この漫画はxxxを描いた漫画です。途中で主人公が正義について葛藤する場面があり、そこが面白かったです。

時間の経過によって見え方は変わらないですか?

よくあるのが「おすすめxx選」という記事です。そのxx選が主観でしか分からないものであれば、時間の経過によって見え方が変わる可能性があります。


例えば「おすすめの漫画10選」と書いたとします。それは記事を投稿した時点でのおすすめです。10年後に読み返して見ると、面白い漫画が他に見つかったというような理由で、おすすめではなくなっている可能性があります。


見え方が変わるのを防ぐためには客観的な根拠を入れるのが良いと思っています。例えば「2018年に出版されたおすすめの漫画7選」とか「弐瓶勉先生のおすすめ漫画7選」など、時間の経過によって変化しない条件を入れるだけで見え方の変化は限定的になります。

「事実」と「意見」は分けて書いていますか?

例えば次の文書は「事実」と「意見」が混ざっています。

この本は1000円なのでお得です。


事実…本の値段が1000円
意見…本はお得


「事実と意見を区別する」というのは、論文やビジネス文書を書く上で重要とされていることのひとつです。事実と意見の区別がないと、意見がさも事実のように見えてしまうのがひとつの理由だと思います。そんな誤解を与えないように気をつけています。

× この本は1000円なのでお得です。
○ この本は1000円です。この値段はお得だと考えています。

5年後に読み返しても後悔しないですか?

「xxxちゃん最高だよぉ(はぁはぁ)」みたいな記事を書いたとします。それを5年後に読み返して心的なダメージを負わない自信はありますか?


自信があれば良いですが、自信がなければ投稿を今一度考えた方が良いと思います。短期的なアクセスを得るために過激なことを書くこともあると思いますが、その記事が長く残ることを良しとしますか?

まとめ

長く読める記事を書く際に心がけていることを書きました。5年後も読める記事…それを達成するためのヒントを書けたと思います。