『君の名は。』を最初に見たときはただただ感動しました。感動の塊がぶつかってきた感じです。映像は美しいですし、次々と飽きない展開が起きるし、これはすごい映画がでてきたものだと興奮しました。
映像美と、少しわだかまりの残る感動をもう一度感じたい、そんな欲求を叶えるため、先日また映画館に足を運びました。
が、二度目に観たときは、確かに感動はしましたが、些細なことが気になって期待値以上の感動は得られなかったです。なんというか、映画の中に現実をあてはめるような見方になって、現実では起こりえない現象に興醒める感覚です。
純愛ファンタジーをそんな目で観てしまう、不純な大人になったよね。。
そんな汚れた大人になったことを認識して軽くへこんでいます。以下は、そんな汚れた大人による、違和感の列挙です。純粋な大人は閲覧注意!ネタバレも注意!
西暦わからないのかな?
なんで3年間ずれているということに気づかないだろう?
これ、一番の違和感です。カレンダーとかテレビとか、西暦を気づくきっかけはいたるところにありますが、ぜんぜん気づきません。
もしかすると、西暦を意識することって、学生の頃にはあまりないのかもなぁ。。あとは、きっと夢を見ている感覚だから、西暦なんて細かいことは気にしないのでしょう。伏線は何よりも優先されます。
パンチラ、いる?
三葉(中身は滝)が自転車で山頂に向かっているシーン。ここ、すごく一途なシーンですよね。山を登るにつれて感動の期待値も山登りになっていくのですが、ふと自然にパンチラします。「えっ?!」って思います。このシーンで感動の期待値が一気に下がります。このシーン、いる?
まぁでも、パンツが見えることを気にしているのは不純な大人だけかもしれない。純粋な大人だったら、体裁を気にしないくらい一途に向かう姿に心を打たれるはずですから。
お互いの名前書こうって言ったのに…
すきださん。
初見のときは、三葉が手のひらの文字を見て勇気をもらうようなシーンに熱いものが込み上げてきました。が、冷静に考えると、なんでそれを書いたんだ!?
手のひらに名前を書いた後、すぐにその名前を見ることを想定していなかったのだろうか。けれど、実は、瀧くんが名前を書いた後に告白タイムを計画していたのかもしれない。それを想像すると青春さを感じますね。あれ、なんか、納得!
まとめ
違和感を感じるのは先入観のためかもしれないです。先入観を振り払って視野を広げれば、新しい見方が見つかるかもしれない!
- 作者: 琴音らんまる,新海誠
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