マイナー・マイナー

隠れた名作の発掘が生きがい。

2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧

記憶を飛ばす勇気ある?『アイリウム』

記憶を飛ばす、そんな状態を意図的に作り出せたら… 飲んでから24時間分の記憶をなくす薬「アイリウム」。そんな薬をテーマにした漫画が小出もと貴さんの『アイリウム』です。1巻完結、全7話のショートストーリーです。 記憶を無くすなんて怖くてできないです…

異常な思想が行き着く先は『セピア色の凄惨』

バッドエンドフラグマックス! 小林泰三さんのホラー小説『セピア色の凄惨』が凄惨です。タイトルからして嫌な予感しかしない! 物語は「探偵と依頼人」から始まります。この中で"ある依頼"の調査報告という形で4つの物語が報告されます。4つの報告が終わっ…

【Java】アノテーションを利用してフィールドの項目長をチェックする

JavaでBeanやDTOのフィールドの項目長をチェックするサンプルプログラムを書きました。フィールドに項目長用のアノテーションを追加し、そのアノテーションとフィールドの項目長とを比較して、項目長がオーバーしていたらログ出力するコードです。

心理学入門漫画『サイコろまんちか』で日常生活を面白く

心理学を生活の中で応用している人、かっこいい! 心理学を使って高校生活をエンジョイしようとする漫画『サイコろまんちか』が面白いです。ヒロインの「伊東」が幼なじみの「阿部」を誘って心理学研究部を立ち上げてなんやかんやする青春コメディです。 基…

思い込みが激しすぎる依頼人達に耐えられる?『安楽探偵』

いくら日本語で意思疎通は取れるといっても、個人の持っている思考は様々なので、話が通じなかったりもしますよね。 中でも思い込みが激しい人とのコミュニケーションは厄介かと思います。その人から必要な情報を引き出したり、説得させたりするのは結構なス…

人工生命体がより人間らしくなる『彼女は一人で歩くのか?』

歩くのでしょう! 人間と人工生命体との関係に素敵なものを感じる小説が森博嗣さんの『彼女は一人で歩くのか? (Does She Walk Alone?)』です。Wシリーズの第1作目です。 人工細胞で作られた生命体「ウォーカロン(walk-alone)」。人間にそっくりで外見から…

JavaScriptでモンティ・ホール問題をシミュレーション!

「モンティ・ホール問題」の解答がなかなか理解できないです。 『終物語』に出てきた確率の問題です。3つの閉まったドアのうち1つだけあるアタリのドアを開ける問題なのですが、この解答が直感的に理解がしがたい内容です。問題の詳細は以下の通り(Wikipedi…

高円寺のめっちゃうまいラーメン屋さんといえば『自家製麺 火の鳥73』

今まで行ったラーメン屋の中で間違いないくベスト5に入るよね! 高円寺駅から徒歩1分ほどの場所に店を構えるラーメン屋『自家製麺 火の鳥73』に通っています。振り返ってみると高円寺に引っ越してから2週間に1度のペースで訪れています。このお店の「火の鳥…

ゾンビトリック炸裂『わざわざゾンビを殺す人間なんていない。』

ゾンビを殺すとしたら何か理由がある?? 小林泰三さんの『わざわざゾンビを殺す人間なんていない。』はゾンビ×ミステリーな小説です。この組み合わせ、今まで見なかったなー。 舞台は活性化遺体(俗称:ゾンビ)が外を歩いているのが普通となった世界。 人は…

(名伏し難い)とんでもない真相きた!『黒い仏』

和製のクトゥルフ系の小説が読みたい! と思って調べていたら殊能将之さんの小説『黒い仏』を見つけました。内容は、名探偵の石動戯作(いするぎぎさく)がベンチャー企業の社長の依頼を受けて福岡に行き、とある秘宝を探すというものです。 また、その依頼…

【賭ケグルイ】指切りギロチンで刃が落ちる確率は?

『賭ケグルイ』の第7巻、めっちゃ面白いっす! 個人的には今までの勝負の中でいちばんの出来かと。シンプルかつクレイジーな内容が面白すぎて思わず3回ほど読み返しましたよ。生志摩妄いいよね! 勝負の内容は、ギロチンの刃の落下先に置いた指を早く引いた…