マイナー・マイナー

隠れた名作の発掘が生きがい。

2008-01-01から1年間の記事一覧

ユダヤ人大富豪の教え

本田健著の幸せな金持ちになる17の秘訣書。ユダヤ人大富豪の教えに感動を感じる。 お金持ちになることと幸せになることは別で、それを取り違えないことの重要性を教えてくれた。特に「自分を知り、大好きなことをやる」ことが強く心に残っている。その他にも…

チーズはどこへ消えた?

スペンサー・ジョンソン著のチーズ指南書。本はページ数が少なく、読みやすくてシンプル。 僕は安定とは変化がないことではなく、変化に対応することであると感じている。それは感覚では「なんとなく」理解している程度であったが、この本はその具体例を示し…

「超」整理法 情報検索と発想の新システム

野口悠紀雄著の時間軸を主体とした整理術の紹介本。個人が行う整理に向いているのは「分類」ではなく「検索」だという発想がとても面白い。 時間をキーにすることで、確かに余計なものがそぎ落とされてシンプルで分かりやすい方法だと感じた。また、分類とい…

7つ習慣 成功には原則があった!

スティーブン・R・コヴィー著の超優良成功指南書。原則を中心とすることの大切さに感動する。この一冊でとても多くのものが学べ、確実に変われるという自信がみなぎる。まるで一つの宗教のように、生き方を導いてくれる。 この本から感じたことは、とにかく…

夢をかなえるゾウ

水野敬也さんが書かれた自己啓発本。読みやすく説得させられてしまう文章がおもしろく仕上がっていて素敵。この本から感じた事は、やる気だけではなく行動しなければ成功は掴めないということ。小さな事でも継続することの大切さを学んだ。モチベーションが…

千円札は拾うな。

安田佳生さんの人生を変える行動の仕方の指南書。率直で分かりやすくズバっと言いきる語録がとてもインパクトがある。 この本で一番心に残った考え方は「捨てる」ということ。成功は専門知識の延長線上に必ずしもあるわけではないという考え方にすごく共感を…

ブラム学園! アンドソーオン

二瓶勉さんの作品集.帯に「二瓶勉先生いったいどうしちゃったの」と書かれている.時代は移り変わっていくことを実感する作品だと思う.作品は全部で10作. 01 ZEB-NOID 異種間の姿体がハードで美しい 02 ブラム学園! 授業がとてもハード 03 ブラム学園! 京…

さおだけ屋はなぜ潰れないのか?

山田真哉さんの身近な疑問からはじめる会計学。日常生活の経済や経営に目を向けて個人レベルの会計学を学ぶための指南本。経営の根本となる拡張性のある知識が分かりやすい。多視点で見る事の重要性とお金の流れのセンスが分かりました。 さおだけ屋はなぜ潰…

金持ち父さん 貧乏父さん

ロバート・キヨサキ氏のお金の働かせ方の指南書。工学という狭い範囲を学んでこなかった僕にとって、この本は衝撃的だった。衝撃的であると同時にお金に対する価値観と人生観が変わった。将来目指すべき方向性も決まった。ライフスタイルをまるまる変えるで…

スカイ・クロラ

押井守×森博嗣.大人にならない子供の物語.永遠の理想的な平和を紡ぐ為に必要とされる犠牲の断片.爽涼な空と大地を孤独のテキストのように魅せる映像美がすばらしいです.原作から感じたメッセージ(僕が勝手に思い込んでいる)とは違い,もっとポジティブ…

図解雑学 環境問題

安井至さんの環境問題解説書。現状の問題を正確に把握する大切さと、その問題に対する具体的な解決手法が丁寧で分かりやすいです。特にリスクのトレード・オフは熟考しなければならない課題だという認識を得ました。日本の課題はローカルリスクからグローバ…

図解雑学 民法 改訂新版

鎌野邦樹さんの図解雑学本。民法の入門書としてはすごい分かりやすいと思う。民法は幅広くて何でも屋というイメージがあったが、読み終わってみると基本的な原理さえ掴めればあとはそれを応用した形となるという枠組みを掴めました。例も丁寧、だけど図解雑…

カーネル密度推定

カーネル密度推定とは、統計学において確率変数の確率密度関数を推定する手法の1つ。別名(Parzen Window)。[Wikipediaより] カーネル密度推定のプログラムのテンプレートをメモ程度に記述してます。記述はC言語。 プログラム #include #include double kerne…

脳を活かす勉強法 奇跡の「強化学習」

茂木健一郎さんの勉強法指南書。脳を理解して最大の効率が得られる仕組みを知る。どの節も説得力があって、本を読み終えた直後からずいぶん変われた気がします。僕に足りなかった成分が分かった。 興味深かった項目: 鶴の恩返し 細切れ時間 ピアプレッシャ…

図解雑学 構造計算

山口昭夫さんが監修した構造計算の基本解説書。全部で6章構成になっていて、基本から応用までの概要が一通り分かる、と思う。「建築関係のことを始めるにはまず何を知るべきか」が掴めました。 1章と2章 基本となる物理的な知識と計算式が出てきて楽しい。 3…

フラッタ・リンツ・ライフ

森博嗣さんの小説.英語では『Flutter into Life』.Flutterとははためきや回転という意味らしい.人はおそらく誰もが理想的に生きたいと思っているが,生活は外圧によって制約される.そんなさけられない干渉の中で自由を求めるパイロットの人生観がすばら…

「仕組み」仕事術

泉正人さんの仕事技術のアドバイス書。仕事に「仕組み」を作れば効率が上がってうれしいそうです。まだ実践はしていないので何とも言えないのですが、本書のテクニックを使えば効率が上がる予感をビシバシ漂わせています。 僕が魅力を感じた所は以下の3点。 …

神様のパズル

機本伸司さんのSF小説.「宇宙を作ることはできるのか?」という疑問に量子力学やら宇宙論などの先駆的知識を織り交ぜながらの議論が面白い.専門的な知識の概要は知っているものとして議論を進めている感があることと,どこまでが既存の理論か創作の理論か…

おもいでエマノン

梶尾真治×鶴田謙二.「地球に生命が発生してから今までのすべての記憶」を持っている少女という壮大だけど熱くせつないものを感じさせる設定.永遠を想起させる物語はとても好きで,それに伴う悲しくも幸せな瞬間を感じられる仕上がりとなってます.癒される…

2^999

八木ナガハルさんの読み切り『2^999』.説明する文章がうまく組み立てられないけれど,言葉で言うなら歪みとカオスを連想させる漫画です.いろんなSF要素が混じっていたり,かといって実は理論にはまっていなかったりとなんか不思議な漫画なのだけれど引き寄…