マイナー・マイナー

隠れた名作の発掘が生きがい。

2018-01-01から1年間の記事一覧

『Dead by Daylight』を1ヶ月やった成果

PS4版『Dead by Daylight(デッドバイデイライト)』にどはまりしています。面白すぎます! 1対4のおにごっこみたいなゲームです。キラー1人、サバイバー4人に分かれ、キラーはサバイバーを処刑しようと行動し、サバイバーは生き残ろうと逃げ回ります。主に…

『オキテネムル』生物の不思議を応用する面白さ

連打一人さんの『オキテネムル』を読みました。全9巻の漫画です。 とある商店街でキリン男(頭はキリン、首以下は人間)が現れたところから物語は始まります。キリン男は無差別に人を襲い、そして突如現れた何者かによって駆除されます。 キリン男が現れた…

『ニーア オートマタ』の世界の広さを推測しました

ゲーム『ニーア・オートマタ』の世界が素敵すぎます。そんな世界を現実に当てはめたら一体どれくらいの広さになるのか…気になったので調べました。 www.youtube.com 2Bの身長 コンテナの高さ 工場廃墟の建物の長さ 世界の広さ まとめ 2Bの身長 『ニーア オー…

ずっと終わらない暗黒と正義『勇者たち』

暗黒を倒せば、次の暗黒… そんな連鎖を描いた『勇者たち』がすごいです。浅野いにおさんの1巻完結の漫画です。 舞台は暗黒の潜む森。勇者たちが暗黒の魂にのっとられた仲間(トン助)を倒したところから物語は始まります。トン助の封印後、勇者たちは森から…

永遠に生きることは不幸なのか『銀河の死なない子供たちへ』

死なない日常を描いた漫画が施川ユウキさんの『銀河の死なない子供たちへ』です。全2巻です。 主な登場人物は、子供の「π」「マッキ」と、その母である「ママ」の3人です。3人は死ぬことがなく、人類の足跡が残る地球で、永遠とも続くような日々を過ごしま…

hiddenを「ハイドゥン」と呼ぶ同僚に、どう接すれば良かったのだろう

あれはそう、社会人二年生頃、hiddenのことを「ハイドゥン」と呼ぶ同僚がいた。HTMLではinputタグのtypeにhiddenを指定できますが、それを「ハイドゥン」と呼ぶ同僚がいた。 英単語の呼び方は本当にこれで良いのだろうか…と不安になることが時々あります。働…

『そらトびタマシイ』他の命を糧にして生きていく

しばらくぶりに五十嵐大介さんの漫画『そらトびタマシイ』を読みました。全部で6編からなる作品集です。いやー、心に響くものがありますよ。 命を糧にして今の命がある…そんなテーマを感じる作品集です。例えば、表題の「そらトびタマシイ」では食事シーンが…

【熊野古道】馬越峠を歩いてきました

8/17(金)に馬越峠(まごせとうげ)を歩いてきました。三重県にある熊野古道の伊勢路のひとつです。 コース 紀北町側から入り、尾鷲市へ出るルートを辿りました。途中で天狗倉山(てんぐらやま)も登りました。 11:30 馬越峠入口到着 「道の駅 海山」から歩く…

『第三惑星用心棒』迷走兵器を対処するアンドロイドの物語がすごい

争いの跡が残る大地に、ギターを担いだアンドロイドが降り立つ… そんな絵を楽しめる漫画が野村亮馬さんの『第三惑星用心棒』です。SFファンを虜にする絵がここにありますよ! 西暦2882年 第三惑星 地球 無政府・無国籍状態 紛争が終わり、紛争に利用された兵…

500記事公開達成!印象に残っている6記事を振り返ります

ブログを始めて11年…この記事で公開記事の総数が500となりました! 良い機会なので、このあたりで僕のブログに対する考え方を書き記そうと思います。きっと誰の参考にもならないブログ論を語りながら、印象に残っている6記事を振り返ります。 日記みたいなメ…

独特な管理 / 監視システムが素敵!おすすめのディストピア漫画9選

ディストピア作品が好きです。ディストピアとはユートピアの反対の世界を描いたような物語で、次のような特徴を持つものを言います。*1 管理 / 監視システムが登場する そのシステムによって公平に分配が行き渡っている(ように見える) そのシステムによる…

余命24時間をどう生きる?『イキガミ』

余命24時間を告げられる… そんな漫画が間瀬元朗さんの『イキガミ』です。全10巻です。 「国家繁栄維持法(通称、国繁法)」が適用された国が舞台です。国繁法とは「死」への恐怖感を植えつけることによって「生命の価値」を再認識させることが目的の法律です…

何かを夢見て住むが、何かを成し遂げるにはいてはいけない街

それが高円寺! いやはや、6/25深夜放送のTV番組『月曜から夜ふかし』が名言を残していきましたよ。「何かを夢見て住むが、何かを成し遂げるにはいてはいけない街…それが高円寺!」 経緯はともかく、この言葉が核心を突いているなぁと感じている自分がいます…

徒歩で山手線を一周してきました

山手線は果たして環状なのか…そんな疑問を晴らすため、友人と共に6/16(土)に徒歩で山手線を一周してきました! ルール 新宿駅から山手線を外回り(時計回り)に徒歩で移動し、また新宿駅に戻ってくる。 結果 一部記録はありませんが、各駅の通過時間は下記の…

報われない話満載『隣町のカタストロフ』

ある時、突然に天地が逆転したら… そんな状況を描いた漫画が菅原敬太さんの『隣町のカタストロフ』です。空に落ちそうな町で展開されるドラマが面白いです。全3巻です。 5月28日午前10時12分…天と地が逆になる現象「地変天異」が起きます。街に住む人々はそ…

panpanyaさんのおすすめ漫画5選!異空間に迷い込む系の話が素敵すぎます

panpanyaさんの漫画が好きです。日常に接している不思議を体験する話が非常に面白いです。 絵の特徴としては、背景が緻密に描かれており、そして主人公はラフな感じで描かれているところにあります。古今東西が入り混じったような背景に浮いた容姿の主人公が…

『足摺り水族館』古いものと新しいものが共存する風景

日常の延長にあるような不思議な世界… そんな世界を楽しめる漫画がpanpanyaさんの『足摺り水族館』です。帯のキャッチコピーは「見捨てられたもの / 忘れられたもの / 新しすぎたもの」…もうね、表現力が素敵すぎますよ! 『足摺り水族館』は14編の短編集で…

鍋割山を登ってきました

『山と食欲と私』を読んで登山欲と食欲が絶賛上昇中なので、昨日(5/26)に鍋割山を登ってきました!神奈川県の丹沢山地の南にある標高1272mの山です。 コース 大倉登山口 → 二俣 → 後沢乗越 → 鍋割山山頂 → 後沢乗越→ 二俣 → 大倉登山口…というコースです。 7…

きっと協力し合えないサバイバル『今際の路のアリス』

麻生羽呂さん原作、黒田高祥作画の漫画『今際の路のアリス』を読みました。『今際の国のアリス』のスピンオフにして続編の漫画です。 始まりは荒廃した京都。そこで目覚めた佐野紀奈(さのきいな)は、何も思い出せないまま周囲を散策し始め、そして清水寺で…

『ドロシイ殺し』まさかの登場人物と結末にファン興奮です

小林泰三先生の『ドロシイ殺し』を読みました。『アリス殺し』『クララ殺し』に続くファンタジー・ミステリー小説です。今度は「オズの魔法使い」シリーズが舞台です。 物語は「フェアリイランド」という世界にあるオズの国から始まります。その世界にいるド…

金剛山を登ってきました

『山と食欲と私』を読んで登山欲が上昇中です。そんなわけで、昨日(5/4)に金剛山に登ってきました。金剛山は奈良県と大阪府との境目にある標高1125mの山です。 コース 11:20頃 金剛登山口バス停到着 11:50頃 千早城跡到着 12:50頃 国見城跡(頂上)到着 13:5…

『二匹目の金魚』日常にある当たり前の調査はきっと楽しい

大人になって気にならなくなったこと…それを気にする漫画がpanpanyaさんの『二匹目の金魚』です。もうね、表現力が素敵すぎますよ! 『二匹目の金魚』は19編からなる短編集です。日常にある当たり前だと思っていたものに疑問を投げかけて掘り下げる…そんな話…

筑波山を登ってきました

『山と食欲と私』を読んで登山欲が高まってきたので、昨日(4/21)に筑波山を登ってきました!筑波山神社→御幸ヶ原コース→男体山→山頂連絡路→女体山→白雲橋コース→弁慶茶屋跡→おたつ石コース→つつじヶ丘…というコースです。 9:40頃 TXつくば駅出発 10:20頃 筑…

『動物たち』うまく伝えられない恩返しが可愛い

動物たちの予想外な行動に振り回される…そんな漫画がpanpanyaさんの『動物たち』です。もうね、表現力が素敵すぎますよ! 『動物たち』は17編からなる短編集です。大きく引っ越しの話と動物の話があります。 引っ越しの話では、引っ越し日の前後に感じる喪失…

不思議体験は魚とともに『枕魚』

現実なのか夢なのか魚なのか… 魚とともに不思議を経験する漫画がpanpanyaさんの『枕魚』です。もうね、表現力が素敵すぎますよ! 『枕魚』は22編からなる短編集です。ラフな容姿の主人公が不思議な体験をする話が満載です。「魚」がひとつのキーワードになっ…

就活生の皆さんへ。早く帰りたい…を重視するなら外資系企業が良いよ

日系の中小企業から外資系企業に転職して3年が経ちました。いやー、労働環境ががらりと変わりましたよ! 一番大きく変わったことは労働時間だと実感しています。前職は終電帰りが多かったですが、転職してからは終電帰りをしたことがないです。残業の有無は…

『蟹に誘われて』日常に潜む不穏さや不思議さを満喫しました

日常と繋がっている不思議な世界を描いた漫画がpanpanyaさんの『蟹に誘われて』です。もうね、表現力が素敵すぎますよ! 絵の特徴としては、背景が達筆に描かれており、そして対照的に主人公はラフな(やや浮いた)感じで描かれているところにあります。最初…

『かぐや様は告らせたい』の勝敗結果をまとめました

赤坂アカさんの漫画『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』がアニメ化必至のおもしろさですよ! この漫画は、生徒会の副会長「四宮かぐや」と会長「白銀御行」が主人公で、お互いが自分に告白させようと画策するラブコメです。「如何に相手に告白…

【ポケ森】ついに達成!一斗缶(いっとかん)バシバシパーティー!

モバイルアプリ『どうぶつの森 ポケットキャンプ』が癒されますよねー。 癒されポイントは人それぞれだと思いますが、僕はどうぶつが一斗缶(いっとかん)をバシバシたたく姿に癒されます。キャンプ場に一斗缶を配置しておくとどうぶつが時々それをバシバシ…

『魔法の色を知っているか?』マガタ博士の神聖さを堪能しました

森博嗣さんの小説『魔法の色を知っているか? (What Color is the Magic?)』を読みました。Wシリーズの第2作目です。いやー、胸が熱くなりました! 舞台は人工細胞で作られた生命体「ウォーカロン(walk-alone)」 が生活している近未来。技術の進歩により人…