マイナー・マイナー

隠れた名作の発掘が生きがい。

『未来を変える通貨 ビットコイン改革論』お金って何だろう?

仮想通貨を今買っておかないと損するのでは?


少し前はそう思ってました。身近で仮想通貨で稼いでいる人がいて、その人から「仮想通貨良いよ!」みたいな話を日々聞いていると、仮想通貨を持っておかないことがもったいないように思えてきました。


そんな経緯があって、2018年に入って仮想通貨の取引が出来るアカウントを作成しました。そして入金し、いざビットコインを買おうと思ったのが1月16日です。えぇ、仮想通貨が暴落した日です。おおよその日本円で表すと、15日に170万円だったビットコインが、16日は145万円、17日は107万円になるという暴落具合です。


もし買ってずっと保有していたら…たぶんダメージが大きかったのではと思います。


分からないものには手を出さないという投資の原則をはたと思い出しました。まずは分かるところから始めようと思い、ビットコインの仕組みと可能性が分かりそうな『未来を変える通貨 ビットコイン改革論』を買いました。



読んでみて率直な感想は「分からない」です。内容はすごく濃くて満足度の高いものです。テキストとしては高評価です。しかし、ビットコインの仕組みがいささか難しすぎて、1回読んだだけだと完全には理解できなかったです。


ビットコインの仕組みがうっすらと分かると、今度はどうしてその仕組みがお金としての価値を生み出すのかが分からなくなってきます。この本の「はじめに」では次のことが書かれていました。

私は、ビットコインのひとつの貢献は、「お金って何だろう?」という疑問を、世の中に広く投げかけたことだと思っています。これまでも、当然、投げかけてよい問いだったのに、私たちのほとんどは、お金について、疑問にも思わずに日常生活を送っていたのです。


お金って何だろう…読み終わった後にこの疑問がまた浮かびます。今の社会で多く流通している円やドルといったお金がどういった原理で生まれているのかも、結局よく分かっていないことに気づきました。円が分からないのであれば、仮想通貨はもっと分からないのでは、と思います。


仮想通貨を理解するには、次のステップを踏む必要があると感じました。

(1) 円やドルの仕組みを理解する
(2) ビットコインの仕組みを理解する
(3) (1)と(2)のつながりを理解する


そんなわけで、まずは「円やドルの仕組みを理解する」ことから始めようと思いました。仮想通貨を理解するのにはまだしばらく時間がかかりますね。じっくりと取り組んでいこう。

【王様達のヴァイキング】あの汚いソースコードを指摘しまくろう

ハッカーやクラッカー達を描いた漫画『王様達のヴァイキング』がめちゃくちゃ面白いです。ITエンジニアであれば所々に共感する所があってハマると思います。


例えば「汚いソースコード」が出てくるシーンがあります。 主人公はATMへのクラッキングの調査をするため、ATMのシステムを作っている会社に赴きます。そこでソースコードを見ます。


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王様達のヴァイキング 4巻 {CODE 6:CONVERSATION PIECE} #3


世のITエンジニア達は「うへぇ」ってなっているシーンだと思います。おそらく言語はVisual C++です。そして、作者は現場をすごく分かってるなーっと思う「汚いソースコード」です。


このソースコードのどこが汚いのか…面白そうだったので問題と思っている箇所をまとめました。IT業界初心者に捧げたいので、分かりやすさをモットーにツッコミまくりました。

  • 問題のソースコード
  • ソースコードの特徴
  • コメント欄(関数の説明)
    • 引数の説明
    • 残高を銀行とやりとりする
    • 戻り値のコメント
  • 関数定義
    • 関数名 TANAKA_0312
    • ローカル変数の宣言
    • メイン処理
  • まとめ


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長く読める記事を書くために心がけている6つのこと

ブログの記事を書くときに何か心がけていることはあるでしょうか?僕は「長く読める記事」をできるだけ書くようにしています。


「長く読める記事」とは、ここでは次のような記事を指しています。

  • 5年後も需要のある記事
  • 5年後に読んでも通用する記事


過去に書いた記事の中には、もうブームが過ぎて需要がない記事や、内容の所々がおかしくて通用しない記事があります。そんな記事を見るともったいないと思う性格です。


記事を書くときはいつも「長くも読めるか?」をまず自分に問いかけています。意識的に問いかけていることを6つ紹介します。

  • 賞味期限の長いジャンルですか?
  • 賞味期限の長いテーマですか?
  • 前提を書いていますか?
  • 時間の経過によって見え方は変わらないですか?
  • 「事実」と「意見」は分けて書いていますか?
  • 5年後に読み返しても後悔しないですか?
  • まとめ
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ブログ記事のアクセス数と賞味期限の関係

雑記ブログを長年続けていると、うすく長く読まれる記事とそうでない記事を経験すると思います。同じ5年前に書いた記事でも、一定のアクセス数がある記事とまったくない記事があります。


その違いを生む要因を考えると、ひとつには記事の性質(ジャンルやカテゴリー)がありそうです。日記系の記事は時間が経つにつれてアクセス数が少なくなっていきますが、専門性の強い記事は時間が経っても一定のアクセス数が得られたりします。


そういった経験をもとに、記事のジャンルごとのアクセス数と賞味期限の関係をまとめました。賞味期限とは「記事を美味しくいただける期限」「一定数のPVが得られる期限」と解釈していただければと思います。適切な表現が思いつかなかったのでこの言葉で表しています。

※ 雑記ブログを10年ほど運用して感じた個人の考えなので、必ずしも当てはまるものではないです。

  • 記事のアクセス数と賞味期限の関係
    • ニュース
    • まとめ
    • 専門知識
    • 豆知識
    • 考察
    • 日記
    • 思想
    • レビュー
  • この記事のまとめ
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上級者向けゲーム『serial experiments lain』の値段が高騰している件

帰郷中、なんとなく自室の押入れを探っていたらPlayStation用ゲーム『serial experiments lain』を見つけました。1998年発売のゲームです。いやー、懐かしい!


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2018年1月時点でこのゲームを手に入れようと思うと1万5千円以上はしそうです。Amazonの中古品を調べると最安値は16920円でした。当時の発売価格は5800円です。


一部の層にしか受けないようなマイナーなゲームなのですが、まさかこんなにも高値になっているとは…なんか感動です。発売当時は人類には早すぎたゲームだったけれど、やっと時代が追いついて高評価になっているのではないかと思います。PS+ソフト+プレミアで検索すると多くのサイトで取り上げられています。


serial experiments lain

serial experiments lain


ゲームの内容は、ネットワーク内に散りばめられた lain の記録(音声ファイルや映像ファイル)を集めて、lain の秘密に迫っていくというものです。内向的な少女「岩倉玲音(いわくられいん)」とカウンセラー「米良柊子(よねらとうこ)」のカウンセリング記録や日記を閲覧し、lain を知っていきます。


中学生の時にプレイしたゲームなのですが、内容についていけなかった記憶があります。ネットワーク内に散りばめられた記録は時系列に従っていない断片的なデータのため、集めた記録を頭の中で整理する必要があります。整理する能力が乏しかったので、結局半分も理解できないままゲームを終えました。


内容の詳細までは覚えていないですが、だんだんと憂鬱になっていくような展開が印象に残っています。少女が内面に持つ孤独な世界が徐々に脳に浸透していく…そんな展開が素敵でした。ゲーム内に流れるオルゴールはいまだに時々頭の中を流れます。


もう少し大人になってからプレイしよう…そう決意してこのゲームを押入れに入れていました。あれから約16年後、押入れから発掘して興奮しています。またやりたい!