マイナー・マイナー

隠れた名作の発掘が生きがい。

参考書

『課題解決とサービス実装のためのAIプロジェクト実践読本』これ、欲しかった一冊!

AIをシステムに導入するプロジェクトがこれからますます増えていくと感じています。同時にAIにに乗り遅れてはいけないという危機感もあります。エンジニアとして生きていくためはシステムへのAIの導入方法をある程度は知っておきたいです。 その要望を満たす…

論理的思考ができない人におすすめ『ロジカル・シンキング Best solution』

論理的思考(ロジカルシンキング)ができなくて、震える… 最近はシステム開発の仕事で要件定義ばっかりやっていますが、要件をうまくまとめられないことに悩んでます。漏れがあったり重複があったり、同じような会話を何度も繰り返して結局結論が出ず…なんて…

『食べる!SSL! ―HTTPS環境構築から始めるSSL入門』がおいしい

はてなブログのHTTPS対応が話題になってますね。 HTTPSといえば、今までセキュアな通信くらいの理解しかなかったです。けれど、プライベートでも仕事でも触れる機会が訪れて、これはもっと理解を深めないとまずいという焦りが出てきました。 ちょうどPrime R…

『多動力』閉塞的な思考を打破する3つの考え方

チェックリストとして定期的に読み返したい。 そう思った本が堀江貴文著の『多動力』です。ベストセラーの本なので読んだ人も多いかと思います。多動力とは何かを端的に表しているのは次の序文。 「多動力」とは何か。 それは、いくつもの異なることを同時に…

『人類が火星に移住する日』だんだんと現実味を帯びてきた

映画『オデッセイ』、熱いですよね!火星で生きていく、そんな未来がだんだんと近づいてきている気配がします。 火星は、太陽系の中で地球と似た惑星ということもあって、第二の地球として移住計画が考えられている惑星でもあります。直近だと、マーズワンと…

『達人に学ぶDB設計 徹底指南書』バッドノウハウから学べることは多いです

OracleDB、PorstgreSQL、DB2と様々なDBの中身を仕事で見てきて、DB設計に共通して良い悪いのパターンがあるのはなんとなく感じていました。そのパターンをうまく説明できずにいましたが、『達人に学ぶDB設計 徹底指南書』にそのパターンが書かれていました。…

ついに「概念」を学習しはじめた『人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの』

最近、何かと話題になっているディープラーニング。ニューラルネットワークというパターン認識の手法が関係しているということで、「ディープラーニングはニューラルネットワークの構成を拡大して認識率を上げる手法なのでは?」と勝手に想像していたのです…

転職の準備に役立つ参考書まとめ

社会人になってちょうど5年目の節目に転職しました。実際やってみると、やっぱり転職というのはパワーのいるイベントで、入念な準備がないと大変なことになると思いました。ここでは、転職の準備に役立った参考書を紹介します。 「やりがいのある仕事」とい…

2013年に読んで印象に残った参考書のまとめ

元気があれば、今年何を読んでいたかで、この一年で何をしていたかが分かる!というわけで、元気がなかった2013年、そんな年に読んで印象に残った参考書をまとめました。 ◆就職・転職系 『やりがいのある仕事という幻想』 仕事は生活をするために必要なお金…

ビールを飲むのがますます楽しみになる『ビールの教科書』

今まで「酔えればいいやー」ってな感覚で発泡酒ばかり飲んでいたけれど、地ビールの美味しいお店でめちゃくちゃうまいビールを飲んだ結果、何かが目覚めた! そんなわけでビールに熱狂的な今日この頃。もっとビールのことを知りたいと思って購入した本が『ビ…

『はみだす力』魅力的な作品は否でも応でもはみ出している!

スプツニ子!というアーティストの作品が好きなわけです。何かよく分からないけれど、惹かれるものがあるのです。 けれど、その惹かれるものの正体がうまく言葉として表せなかったわけです。「アートとテクノロジーの融合」という魅力的な響きの言葉を、その…

仕事の本質を理解すれば楽になる 『「やりがいのある仕事」という幻想』

いまの仕事が自分の思い描いていたものと違う→仕事が嫌になる、という類の経験を、おそらくはたいていの社会人がしていると思います。その問題となっていることへの解決方法(思考の変換)のヒントが『「やりがいのある仕事」という幻想』に書かれていると思…

妥協しない生き方『スティーブ・ジョブズ』

世界を変えた人の人生は劇的でないはずがなく、平均的な思考を持っているはずもない。異常性を持った人生にすごく魅せられた本、それが『スティーブ・ジョブズ』です。スティーブ・ジョブズ I作者: ウォルター・アイザックソン,井口耕二出版社/メーカー: 講…

リスク 神々への反逆

リスク〈上〉―神々への反逆 (日経ビジネス人文庫)作者: ピーターバーンスタイン,Peter L. Bernstein,青山護出版社/メーカー: 日本経済新聞社発売日: 2001/08メディア: 文庫購入: 9人 クリック: 185回この商品を含むブログ (77件) を見る リスクとは何か? ピ…

2010年に読んで面白かった本のまとめ

今年も最後の日ということで,2010年に読んで印象に残った本をまとめました.なんとか今年中にまとめたかったけれど,時間があまり取れなくて取り急ぎでまとめた感じです.完全なる自己満足です.どうぞ! 10 限りなく透明に近いブルー クスリと暴力の溢れる…

思考の整理学

外山滋比古著の『思考の整理学』.思考という無限大のリソースを整理する. 思考という実体の掴みにくい概念は,その捉え方と少しの行動によってコントロールできるようになる.そして,日々増えていく情報の集合から創造的なモノをアウトプットできるように…

小さなチーム、大きな仕事 37シグナルズ成功の法則

37signalsの成功の法則が書かれた書籍.会社は大きいほうがいいなんて幻想にすぎない. シンプルで,迅速で,無駄もなく,臨機応変で,圧倒的な生産性を持ち,超効率的で,常に進化し続ける.仕事をするならばらそんな課程を望みたい.しかし,現実の会社を…

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

組織で働くための入門小説.マネジメントの具体例が記されています. タイトルから想像できるとおり,高校野球の女子マネージャーがドラッカーの本を参照して野球部をマネジメントしていく物語です.目立った成績を上げていない野球部が,マネジメントの力に…

食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字<上>

山田真哉さんが伝授する数字がうまくなる本.数字の”力”を理解する事で日常生活,金銭感覚,会計がますますおもしろくなる. 今までの僕の真理への近づき方が今までは発見的に近かったのに対し,原理やルールを理解することで戦略を持てたと感じる.即戦力の…

ユダヤ人大富豪の教え

本田健著の幸せな金持ちになる17の秘訣書。ユダヤ人大富豪の教えに感動を感じる。 お金持ちになることと幸せになることは別で、それを取り違えないことの重要性を教えてくれた。特に「自分を知り、大好きなことをやる」ことが強く心に残っている。その他にも…

チーズはどこへ消えた?

スペンサー・ジョンソン著のチーズ指南書。本はページ数が少なく、読みやすくてシンプル。 僕は安定とは変化がないことではなく、変化に対応することであると感じている。それは感覚では「なんとなく」理解している程度であったが、この本はその具体例を示し…

「超」整理法 情報検索と発想の新システム

野口悠紀雄著の時間軸を主体とした整理術の紹介本。個人が行う整理に向いているのは「分類」ではなく「検索」だという発想がとても面白い。 時間をキーにすることで、確かに余計なものがそぎ落とされてシンプルで分かりやすい方法だと感じた。また、分類とい…

7つ習慣 成功には原則があった!

スティーブン・R・コヴィー著の超優良成功指南書。原則を中心とすることの大切さに感動する。この一冊でとても多くのものが学べ、確実に変われるという自信がみなぎる。まるで一つの宗教のように、生き方を導いてくれる。 この本から感じたことは、とにかく…

夢をかなえるゾウ

水野敬也さんが書かれた自己啓発本。読みやすく説得させられてしまう文章がおもしろく仕上がっていて素敵。この本から感じた事は、やる気だけではなく行動しなければ成功は掴めないということ。小さな事でも継続することの大切さを学んだ。モチベーションが…

千円札は拾うな。

安田佳生さんの人生を変える行動の仕方の指南書。率直で分かりやすくズバっと言いきる語録がとてもインパクトがある。 この本で一番心に残った考え方は「捨てる」ということ。成功は専門知識の延長線上に必ずしもあるわけではないという考え方にすごく共感を…

さおだけ屋はなぜ潰れないのか?

山田真哉さんの身近な疑問からはじめる会計学。日常生活の経済や経営に目を向けて個人レベルの会計学を学ぶための指南本。経営の根本となる拡張性のある知識が分かりやすい。多視点で見る事の重要性とお金の流れのセンスが分かりました。 さおだけ屋はなぜ潰…

金持ち父さん 貧乏父さん

ロバート・キヨサキ氏のお金の働かせ方の指南書。工学という狭い範囲を学んでこなかった僕にとって、この本は衝撃的だった。衝撃的であると同時にお金に対する価値観と人生観が変わった。将来目指すべき方向性も決まった。ライフスタイルをまるまる変えるで…

図解雑学 環境問題

安井至さんの環境問題解説書。現状の問題を正確に把握する大切さと、その問題に対する具体的な解決手法が丁寧で分かりやすいです。特にリスクのトレード・オフは熟考しなければならない課題だという認識を得ました。日本の課題はローカルリスクからグローバ…

図解雑学 民法 改訂新版

鎌野邦樹さんの図解雑学本。民法の入門書としてはすごい分かりやすいと思う。民法は幅広くて何でも屋というイメージがあったが、読み終わってみると基本的な原理さえ掴めればあとはそれを応用した形となるという枠組みを掴めました。例も丁寧、だけど図解雑…

脳を活かす勉強法 奇跡の「強化学習」

茂木健一郎さんの勉強法指南書。脳を理解して最大の効率が得られる仕組みを知る。どの節も説得力があって、本を読み終えた直後からずいぶん変われた気がします。僕に足りなかった成分が分かった。 興味深かった項目: 鶴の恩返し 細切れ時間 ピアプレッシャ…