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2013年に読んで印象に残った参考書のまとめ


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元気があれば、今年何を読んでいたかで、この一年で何をしていたかが分かる!というわけで、元気がなかった2013年、そんな年に読んで印象に残った参考書をまとめました。


◆就職・転職系
『やりがいのある仕事という幻想』
仕事は生活をするために必要なお金を手にする手段でしかない。そのことを理解できれば、仕事に対するモチベーション問題のたいていは解決できるように感じました。


『みえU・Iターン就職体験記 21人のキセキ』
都会から三重にUターン/Iターンした人々の転職活動記録が載っています。給料は減る傾向にあるけれど、地方ならではの良さがあるから転職に踏み切れる。三重出身ということもあってとても親近感のある内容でした。


『他人は教えてくれない 会社を辞めるときの手続きガイド』
その名の通り、会社を辞めるときに何をしたら良いかの情報がまとめられています。会社を辞める時期がずれるだけで、社会保険料がもらえたりもらえなかったりするのですね。


◆なんかすごいものを読んでいる感じがする系
『これからの正義の話をしよう――いまを生き延びるための哲学』
「正義とは何か」の議論を通して、生きていく上での指標が何かが見えてくるような本です。日常の過ごし方やプロジェクトのやり方の良し悪しを判断する基準ができた感じがします。


『銃•病原菌•鉄 ― 1万3000年にわたる人類史の謎 』
歴史の流れを決定づける要因は何かを感じられる内容です。大陸の伸び方向が緯度方向か経度方向かで伝達速度が違うという内容に胸打たれました。歴史の流れを見る視点が刷新された感じです。


『ザ•ゴール ― 企業の究極の目的とは何か』
TOC(Theory Of Constraints)の考え方が身にしみる本です。プロジェクトの動かし方にも学べるところが多くあります。全体の中のボトルネックに注力する大切さが分かる本でした。


『ザ•ゴール2 ― 思考プロセス』
物事の要因分析の足がかりとなる手法が書かれてます。難しい技術のように思いますが、理解すれば仕事の面でもプライベートの面でも有用に働かせることができると思います。


◆その他、役立ち系
『Think Simple ― アップルを生みだす熱狂的哲学』
Appleのシンプルの杖を学ぶ良書。物事を複雑にさせがちな人への警句として学ぶべきことが多かったです。難しい問題に直面したとき、複雑な方向に進むことはたいてい良くない!


『ビールの教科書』
ビールの基本の基本が学べます。これを読むと、今まで飲んでいたビールに対する視点が変わって、もっとビールが好きになりました。


『はみだす力』
魅力的なものは何かを考えた時、そのものは「はみ出している」ことが前提条件のような気がします。型の破り方がわかるような本でした。


リンク:
仕事の本質を理解すれば楽になる 『「やりがいのある仕事」という幻想』 - マイナー・マイナー
ビールを飲むのがますます楽しみになる『ビールの教科書』 - マイナー・マイナー
『はみだす力』魅力的な作品は否でも応でもはみ出している! - マイナー・マイナー