『ニッケルオデオン 緑』は道満春明氏の1編8ページのショートストーリー集です。全部で13編。帯のキャッチコピーは「へんたいよくできました。」。。。なんてこった!
- 作者: 道満晴明
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2013/02/20
- メディア: コミック
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コロンバインで給食を
「この高さからなら世界を損失せずに人生をやり直せる。」
主人公の奇行、悩み、意外な展開、そして出口。それら一連の流れは「これが次世代のショートか!」と思うほど綺麗に収まっています。ニッケルオデオンに惹かれる契機となった作品です
カミサマレガシィ
「しばらくこのあたりの空を支えていてくれって頼まれた」
少年(神?)と女子高生の青春ショート。世界とその仕組みを親近感のある現実へと落とし込んだような軸にすごく魅力を感じます。最後の少年の一言もすごく良い!
飲食番長
「雪絵の唾液が、お酒になりますように。」
流れ星に願いをしたら少女の唾液がお酒になったのでみんなが寄って集って唇を奪い合うという内容は「これが次世代の発想力か!」と思うほどです。フェチすぎて新たな世界を垣間見る作品です。
他にもセウトな展開をみせる「パラノイドアンドロイド」、最大100の願いを叶える「契約」、少女がヤドクガエルになった「かわずカース」など、魅力的な作品が詰まってます。次作も楽しみにしてます。