この記事は、ゲーム『AIR』を再プレイして、いい歳したおっさんが年甲斐もなく感動して泣き崩れたというだけの記事です。やめて、石を投げるのはやめて!
AIRとは
2000年にゲームブランドKeyから発売された恋愛AVGで、2000年代を代表する泣きゲー。その内容はあまりにも感動的過ぎて、一部の熱狂的ファンからは「AIRは芸術」と呼ばれている。オープニング曲の『鳥の詩』は国歌として有名です。(熱狂的ファンによる誇張あり)
プレイ経緯
少し前、半年間続いた激務が収束に向かって、急に休みが貰えるようになった。ただ、休みが貰えるようになったのは良いのだけれど、今まで気を張っていた分、なんかの糸が切れてかなりの無気力状態になった。1日の半分以上を寝て過ごしたり、起きたと思ったら酒を飲みながら動画を見漁ったりと、「こいつダメだ、はやくなんとかしないと」っていう状態になってました。
そんな無目的に動画を見漁る日々が続いたある日、名曲『鳥の詩』と再会した。その曲を聴いた瞬間、10年前に『AIR』をプレイした記憶が蘇った。そして、思い出して身体が震えた。10年前に初プレイしたあの日、「10年後にもう一度『AIR』をプレイしよう」そんな決意をしていたことを思い出した。そういえばもうすぐ夏で、タイミングもすごく良かった。
これはもうやるしかない。
そう思った瞬間、僕は『AIR メモリアルエディション』をアマゾンでポチってた。もちろんお急ぎ便で。
- 出版社/メーカー: KEY
- 発売日: 2010/05/28
- メディア: DVD-ROM
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プレイ前
初プレイはおよそ10年前の冬。僕が学生の頃でした。その内容はあまりにも感動的で、クライマックスなんてとめどなく溢れるものを止めることが出来なかった。プレイ後も、プレイ内容を思い出すだけで熱いものが込み上げてきてしまい、日常生活に支障をきたすこともあった。
一周目はただただ感動し、そして『AIR』の全体像が掴みきれずもどかしい状態が続いて「うわーっ」てなった。二周するとようやく物語の骨格がみえて、その世界観が美しすぎて「うわーっ」てなった。その後アニメ版を見ると、今度はゲーム版には無かった音声と動きでいろいろなものが補完されて「うわーっ」てなった。
そんな感動の嵐を経験してから10年が経過した。10年前に感動しつくしたので、今はプレイしてもうわーってなることは無いだろう。10年の間にいろんな経験をして心の整理もついたので、あの時ほど心を乱すことも無いだろう。内容もほとんど覚えているし、ちょっと忘れている部分を埋める感じでサクサクとプレイしよう。そんな軽い心持ちで『AIR』を起動した。
プレイ後
うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
最後に
心に残るゲームがある。それは『AIR』というゲームで、僕にとっては神ゲーである。時を経ても色褪せない感動がそこにはあった。そして感動のあまり、無気力状態だった精神が立ち直り始めた。
『AIR』すげぇ。。
また10年後にプレイしよう。そう決意した。