PS4版『Dead by Daylight(デッドバイデイライト)』のプレイを始めて約1年が経ちました。2019年にサバイバーとして対戦した試合数は3410でした。いやー、やりすぎた!
とにかく面白すぎるデッドバイデイライト…出会った頻度の高いキラーとサバイバーをまとめました。2019年の総集編です。
- 2019年のイベント
- 対戦数
- キラーのランキング
- サバイバーのランキング
- まとめ
都留泰作先生の漫画『ナチュン』を読みました。沖縄の海を舞台にした近未来SFです。全6巻です。
舞台は2050年頃の日本。主人公の「石井光成」はフランシス・デュラム教授が記録したイルカと戯れる映像を見てあるアイデアを思いつき、そのアイデアを実現して世界征服をたくらみます。
アイデアの理論の確立にはイルカの生態を観察する必要があり、観察できる場所を求めて琉球諸島にある真計島を訪れます。イルカを近くで見るために、働くことを条件にして漁船に乗せてもらいます。
海に出てイルカの群れに出会った石井は、そこでイルカと共に泳ぐ1人の女性と出会います。しかし、その女性は人が理解できる言葉を話せなかった…というのが物語の導入になります。
野心家の学生と言葉を発せない女性が徐々に打ち解けあっていくような話から、やがて世界を揺るがすような大きな話になっていきます。SF好きにとっては胸が熱くなる展開が待ち受けています。
様々な人が別の研究を進めていくのですが、その過程で共通の理につながるような展開が面白いです。主人公はイルカの観察で、宗教家は豚と人を利用した実験で目的を達成しようとしますが、その過程で人智を超えた存在が見えてきます。
一例として、物語の中盤で、石井は多種多様の人種が集う絶望の世界〈アンダーワールド〉で労働を強いられるようになります。暗黒の中で見た光を差して、人々はあるひとつの言葉を発します。その様子を見て石井はこう思います。
共通語彙の存在しないこの世界で
なぜその言葉だけが共有されていたんだろう
だが それを説明できる者はここには誰もいなかったのだ
クトゥルフ神話を想起させるようなこの展開がとても熱いです。熱すぎます。人智を超えた存在の配下で人は生きている…それを感じさせる内容がたまらないです。
まだ知り得ない世界の真理に近づく面白さを『ナチュン』は体現していると思いました。とりわけ理系の人々ははまるのではないかなと思います。
あれほど海外ドラマに手を出すなと釘を刺したのに…
お盆休み中にAmazon Primeでなんとなく見始めた海外ドラマ『24』をシーズン1〜9まで観ました。1話の長さはだいたい42分、シーズン1〜8までは24話、シーズン9は12話なので、約143時間費やしました。いやー、長かった!
予想範囲外のことが次々起こる展開がおもしろすぎですね。この人は最後までいるだろうと思う人がいきなり死んだり、良いところでまさかの裏切りがあったりと展開が飽きないです。
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以下、簡単な感想です。
団地=宇宙船
そんな漫画が今井哲也さんの『ぼくらのよあけ』です。2巻完結です。
2038年の日本が舞台です。オートボットと呼ばれるロボットが家事を手伝い、小学生たちが携帯端末を使いこなすレベルまで技術が進んでいます。
小学生の沢渡悠真(ユウマ)はオートボットのナナコとともに阿佐ヶ谷の団地に住んでいます。ユウマはナナコのことを煙たがっていましたが、ユウマの好きな宇宙の話題をきっかけに心が動かされます。
その矢先、ナナコが何者かに乗っ取られたような挙動を見せます。その何者かの正体は、ユウマが偶然に起動した、地球の外からきた宇宙船であった…というのが物語の導入です。この宇宙船を故郷に帰すため、ユウマと仲間達が奮闘します。
宇宙船を助けるために、ユウマはナナコを説得しようとします。また、宇宙船を起動させるためにに必要な部分をとある女子が持っているのですが、その女子の機嫌を損ねてしまいます。
仲直りが1つのキーワードになっている物語だと思います。宇宙船の発射が成功するか否かは、仲直りできるかできないかにかかっています。大きな課題を解決するために日常の身近な問題を解決する…この因果関係が面白い部分です。
また、団地と近未来とが同じ空間に存在するところに面白さを感じます。昔から変わらず建っている団地にオートボットがいる風景…旧と新とが織り合わさったような描写に素敵なものを感じます。なんというか、男子の持っているワクワクの部分が刺激されます。
大きな課題と日常の問題、古さを象徴する団地と近未来の技術…『ぼくらのよあけ』はそんなギャプを楽しめる漫画です。