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テオ・ヤンセン展に行ってきた


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12/18(土)にテオ・ヤンセン展を見学してきました.


日本科学未来館の入口


関連リンク
テオ・ヤンセン展〜生命の創造〜(テオ・ヤンセン展の案内)
STRANDBEEST(公式サイト)
(日本版公式サイト)


テオ・ヤンセン(Theo Jansen)とはビーチアニマル(Strandbeast)の生みの親です.ビーチアニマルとは風を動力源として行動する風食生物です.ビーチアニマルの体はプラスチックチューブでできており,その体がワサワサ動きます.その様子を見ると,人工生命の神秘というか,創造の可能性というのを感じて興奮しました.


ビーチアニマルは単純に風で押されて進むだけと思っていましたが,そのイメージはとても浅はかなものだったと反省しました.たしかに初期のビーチアニマルは単純に風で押されて進むものでしたが,今では進化を重ねて,風で得られた空気をペットボトルに溜めておき,風がない時でもその空気を利用して進むことができたりします.また,触覚や神経といった構造も持ちあわせており,障害物や海の水を感知して進む方向を変えることもできます.


テオ・ヤンセン展は「プラスチックだけでこんなにいろんなことが出来るのか!」と,そんな感動が得られた場所でした.生命という芸術が肌で感じられてとても楽しかったです.