剥きエビを集めて写真を撮っていくゲーム『クーロンズゲートVR朱雀(KOWLOON'S GATE VR Suzaku)』をプレイしました。ディープな世界に感動しました。
本作は、1997年にPlayStationで発売された三大歪みゲーの1つ『クーロンズ・ゲート -九龍風水傳-』の世界を散歩できるゲームです(『クーロンズ・ゲート -九龍風水傳-』のリマスターを遊ぶことができると思って購入しましたが、やり始めて違うことに気づきました…)。かつて香港にあった「九龍城砦」をモデルに構築された異世界と、そこに住まう個性的な人々がとても素敵で印象に残りました。
歪んだ世界観が素敵すぎる
散歩がメインのゲームで、異世界を堪能できる仕様となっています。剥きエビを集めつついろんな場所を散歩し、指定された被写体を探して写真を撮っていきます。閉塞感のある不気味で電脳的な世界はただ歩いているだけでも楽しいです。現実にあったら足がすくんで動けなくなりそうです。
個性的な人々が素敵すぎる
異世界に住む人々は、不気味さをかもしながも、どこか惹かれるものを持っています。ただ、やはり住む世界が違うせいか独自の風習を持った人々なので、初見で驚くことが多々ありました。以下、「びくん」となった人々です。
引きこもり人(鏡屋)
鏡台を頭にかぶった人です。最初は鏡台の扉が閉じていますが、後に開きます。横を通ると「ヴァー」という声が聞こえてきてびくんとなります。
チューブ絡まりおじさん(水銀屋)
チューブに絡まった人です。なぜそこに絡まってしまったのか。
ファションリーダー(双子師)
ファッションが一番いけている(と思っている)人です。いろんな決めポーズもとります。近寄りたくないキャラクターNo.1でもあります。
空中浮遊人(紅頭)
空中に浮いている人です。複数います(出会った限りでは一番から四番までいました)。音もなく死角から飛び出してくるので、心臓に悪いです。