『The Sinking City(シンキング シティ)』をプレイしました。クトゥルフ神話を題材にしたアドベンチャーゲームです。
私立探偵のチャールズ・リチャードが、自身の幻覚の原因を探るため、水に沈みゆく街「オークモント」を訪れます。その街で起きるさまざまな怪事件を解決し、人々が狂気に陥っている真相に近づいていくというような内容です。
所々にちりばめられたクトゥルフ要素や、狂気に満ちた街の世界観が素晴らしいゲームでした。以下、プレイした感想です。
※ ネタバレ注意
メインクエスト
探偵が主人公ということで、事件→調査→証拠回収→解決&次の事件、という形で進んでいきます。そして、集めた証拠から、探偵の選択によって次に亡くなる人が変わる展開が面白かったです。善悪をつけ難い選択も多く、選択後に良心の呵責にさいなまれることが多々ありました(でも、それが楽しい)。
あと、エンディングはすんなりと終わる感じでした。もう少し密度がほしかったですかね。
サイドクエスト
サイドクエストも充実しています。以下、端的なクエストの内容と感想です。
現地調査
モンスターが生まれる理由や特徴を知ることができるクエストです。レストランの話が狂気度が高かったです。
オープンハウス
指定された家を訪問してお香を炊くクエストです。家に入ってモンスターと戦っての繰り返しでした。
海の恵み
沈没した船の記録を回収するクエストです。いくつか訪問するのですが、その中でもレッドクイーン号が狂気度が高かったです。
鏡の国
「繊細な問題」の続きです。鏡をテーマに魔術的な話で面白かったです。精神科病院が良い雰囲気でした。
沈黙は金なり
ジョイ(口を縫われた人)からの依頼でアパートを調査するクエストです。ラストの魔女の家が素敵でした。
安らかに眠る
墓場から消えた3体の死体を探すクエストです。この街は死んだ後も安らぎはないです。
課題図書
貸し出して返って来ない3冊の本を回収するクエストです。本に人生を狂わされる物語達が素敵でした。
光るもの全て
各地に散らばる宝飾品を探して回収するクエストです。人形が飾ってある部屋が素敵でした。
歴史的遺産
建物を周り、各建物の歴史を調査するクエストです。戦闘もなく経験値も多くもらうことができて平和でした(物足りない)。
まとめ
『The Sinking City(シンキング シティ)』の感想でした。選択によってプレイヤーのSAN値も削られるという体験がとても面白かったです。こんな体験ができるゲーム、もっとやりたい。