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発熱するマイナー魂

隠れた名作の発掘が生きがい。サブカル作品の感想とIT技術メモ中心のブログです。

『人造救世主』論理的な超能力バトルが熱い!


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小林泰三著の『人造救世主』は、偉人、クローン、超能力が盛りだくさんのバトルもの小説です。内容はライトノベルっぽいです。『鋼-HAGANE-』や『ノブナガン』といった作品が好きならば面白く読めると思います。


なんといっても論理的な超能力バトルが熱いです。努力と根性なバトル寄りでもなく、かといって相手の裏の裏まで読み合う知能戦寄りでもなく、周囲の状況を的確に分析して勝つための最適な戦略を遂行していく、そんな論理戦な要素が強い感じがしました。


人造救世主 (角川ホラー文庫)

人造救世主 (角川ホラー文庫)


遺伝子が英雄を作るのではない。行いが英雄を作る。


人格や能力を決定する要因は、環境だけでなく、遺伝的要因もあるという先入観をたいていの人は持っていると思います。だから、偉人のクローンと聞いた時は、それはもう大層な能力を持っていて、凡人では到底辿り着けないところにあるものだという先入観を持ってしまいます。


けれどこの小説の主人公っぽい人は、特殊な遺伝子を持ちながらも秀でた能力はあまり無く、力不足な部分は論理展開で補って敵と戦います。そんなギャップが面白さを生み出しているように思いました。


一巻のまとめメモ
(以下ネタバレ多い)

登場人物
【MESSIAH】…世界征服とか企んでいそうな組織
赤鬼丸:燃える人
アストン:電気な人
鱗:思考読む人
グレゴリ:強そうな人1
葵:強そうな人2

【対抗勢力】…MESSIAHと敵対している様子
ヴォルフ:主人公っぽい人
ジョン:敵対組織の人1
メリー:敵対組織の人2(おそらく表紙の人)

【その他】
ひとみ:巻き込まれた人1
ジーン:巻き込まれた人2


バトル
ヴォルフ vs 赤鬼丸 :燃える
ジョン vs グレゴリ:エグい
メリー vs 葵:もっとエグい
ヴォルフ vs アストン:やりすぎ
ヴォルフ vs 鱗:してやったり