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隠れた名作の発掘が生きがい。

『アイアンバディ』二足歩行ロボットが活躍する未来は熱いです


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二足歩行ロボットの開発現場が熱い漫画といえば左藤真通さんの『アイアンバディ』です。全4巻です。


西真(にしま)工業の代表「西村真琴(にしむらまこと)」は単独で二足歩行ロボット「ロビンソン」を開発していた。しかし、資金不足のため、とうとう工場を追い出されます。


同時期にロボットのエキスポが開催されます。資金を提供してくれる企業が現れるのを期待し、西村はそのエキスポにロビンソンを出展します。そこで西村は二足歩行の難しさとロビンソンを説明します。


コンセプトは「倒れないロボット」


バットで殴るがそれでも倒れない。驚愕のパフォーマンスで注目を集めた後日、西村のもとにとある社長から連絡がいきます…


理工系ホイホイの漫画です。特にロボット製作に興味がある人にとっては熱い漫画だとと思います。高専出身者が主人公の漫画ってなかなかないですよ。


アイアンバディ(1) (モーニングコミックス)

アイアンバディ(1) (モーニングコミックス)


ロビンソンが改良を重ねて強くなっていく展開が面白いです。はじめは一人だったけれど、だんだんと仲間が増えていき、そして仲間同士の信頼関係が強くなっていくという展開も良いです。開発現場の熱さを見学できる漫画なのではないかと思います。


また、二足歩行ロボットの重要性が分かる漫画でもあると思います。二足歩行ロボットはそんなに需要がないと思っていたのですが、漫画内で出てきたこの一言にはたと気づきました。

あたり前ですがこの世の中は 人が使うための形をしています


道路や椅子、階段、ハシゴなどなど、社会は人が生活するためにできています。つまりは、ロボットが二足歩行で移動できるのであれば、街のたいていの場所は移動が可能になりそうです。そう考えると、二足歩行ロボットの技術が大きく進歩したのであれば、社会のインフラが大きく変化するのではと思います。


二足歩行ロボットといえばホンダが開発している「ASIMO」を思い浮かべます。そのASIMOが2017年でどこまでできるのかを見たのですが、いやぁ、いろいろ動きますね。歩くのはもちろんのこと、階段を上り下りしたり、走ったり、そしてジャンプもできるようになっています。


作中のような登山ができるレベルの自律歩行はまだまだ先かと思いますが、オフィスの一室などの限定された空間を動き回る二足歩行ロボットは数年後には市場に出そうな気がします。二足歩行ロボットが必要な時に人をアシストする…そんな素敵な未来を『アイアンバディ』は提示しています。