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就活生の皆さんへ。早く帰りたい…を重視するなら外資系企業が良いよ


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日系の中小企業から外資系企業に転職して3年が経ちました。いやー、労働環境ががらりと変わりましたよ!


一番大きく変わったことは労働時間だと実感しています。前職は終電帰りが多かったですが、転職してからは終電帰りをしたことがないです。残業の有無はプロジェクトに依存する部分が大きいですが、転職先はプロジェクト管理がしっかりしている(と思っている)ので、平均的にも労働環境は良いと感じています。


そして、その労働環境が成り立っている要因には外資系ならではの社風があるように思いました。この社風を経験したのであれば、次に転職するときも外資系がまず候補に入りますよ。

成果主義」という残業抑止の仕組み

成果主義の考え方が根付いているように思います。例えば8時間の労働時間があったとします。

  • A「通常業務を8時間行い、残業を2時間して作業効率化をしました」
  • B「通常業務を6時間行い、残りの2時間で作業効率化をしました」


今働いている企業で評価されるのはBです。「2時間のコストをかけて効率化した」ではなく「与えられたコストのうち2時間を使って効率化を行えた」が評価されます。同じコストに対していかにパフォーマンスを出せているかが重要視されていて、それが現場に根付いているように感じています。


例えば、業務時間中にE-ラーニングをしている人がいても良いです。他の仕事をしていても良いです。与えられた仕事を終わらせることができるのであれば他の作業をしていてもおとがめはないです。


そして、「だらだらとした残業をするやつ=パフォーマンスの悪いやつ」みたいな共通認識があり、自分の仕事が終わった人はさっさと帰ります。例えチームメンバーが何か作業に行き詰まっていても、自分の責任の範囲でないのであれば、まぁ帰ります。個人主義の強い現場です。


そんなわけで、「早く帰りたい」を優先するのであれば外資系企業に転職するのが良いと思いました。ただし、相応の成果を挙げられる能力と、その成果に対して100%の責任を負うことが求められているので、それに耐えられることが必要条件です。


念のため、この記事は4月1日に公開した。