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隠れた名作の発掘が生きがい。

『グヤバノ・ホリデー』興味の種は尽きない


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追究するから楽しいのか、楽しいから追究するのか…


そんな漫画がpanpanyaさんの『グヤバノ・ホリデー』です。楽しいを深掘りしていく短編集です。


例えば「宿題のメカニズム」では宿題を終わらせる機械を作成していきます。作り始めた機械が徐々に大きくなっていく…そんな過程がとても面白いです。素直に宿題をやれば良いのにと思いますが、こういう回り道に楽しさの要因があるのではないかと思います。


気になることを納得のいくまでとことん調べていく…そんな時間が贅沢で貴重に思えます。思うがままに追究していく楽しさを感じられる漫画だと思います。



以下、各話の感想です。

家を建てる

「毎号付いてくるパーツを集めて家を建てよう」…そんな雑誌の創刊号を試しに買ってみる話です。家は部品の集合でできているわけで。

宿題のメカニズム

夏休みの宿題を終わらせるために「全自動宿題やり機」を作成しようとする話です。楽をするための苦労は良いものです。

学習こたつ

こたつで勉強すれば学力が向上する…そんな研究成果を受けて学校の机がこたつに変わった話です。たしかに、こたつの快適さは勉強のストレス軽減になりそうです。

缶詰めの作り方

自作のツナ缶を作る話です。作る工程が多いものほど、それを消費するのはもったいなくて思うわけで。

いんちき日記術

宿題の絵日記に書く内容が思いつかず、日記を書いたという日記を書く話です。そこから深みにはまっていく展開が素晴らしすぎます。

グヤバノ・ホリデー

グヤバノという果物を見つけるためにフィリピンを旅行する話です。グヤバノは実際に存在する果物のようです。フィリピンの生活圏を知ることができる内容です。

比較鳩学入門

でかく見える鳩が本当にでかいかどうかを推測していく話です。疑問を追求していく展開が素敵すぎます。

偶然の気配

うまい話です。

知らない夏

道で見かけた流しそうめんが、どこから流れてどこまでいくのかを調べる話です。きっと楽しい。

許可2

おもい話です。

水族館にて

魚が全部左を向いていることに疑問する話です。言われてみると、ぱっと思い浮かぶ魚は左を向いているわけで。

符号

空で鳥が回りながら飛んでいるところを見かけて、誰かが頭をぶつけたのではと推測する話です。オチも良い。

いつものところで待ち合わせ

待ち合わせ場所で合流する話です。風景と人とのギャップが素敵です。

芋蔓ワンダーランド

芋掘りをしていたら、長い芋蔓を掘り当てる話です。とことん長い芋蔓を辿った先にはきっとご褒美が待ち受けているに違いない。