漫画
アメリカンヒーローものコミックを日本風に表現したような… そんな画風の漫画がわらいなくさんの『KEYMAN』です。13巻完結です。 舞台は人類種と獣人種が暮らす1900年代の世界。アメリカのロックヴィル市では超人的な力を持つキーマン(KEYMAN)と呼ばれるヒー…
中学を卒業した男性なら共感すると思うんですけど、中学二年生の頃って理想の女性を妄想してはヘラヘラし、そして自己嫌悪するというループにはまってなかったですか? その不敏さを堪能できるのが福満しげゆきさんの『中2の男子と第6感』です。4巻完結の…
宇宙にいる誰かに向かってメッセージを送る…そんなロマンを存分に感じることができる物語が森田るいさんの『我らコンタクティ』です。1巻完結の漫画です。 会社員の「椎ノ木カナエ」は、帰り道で幼馴染の「中平かずき」に久しぶりに出会います。そして、かず…
ハッカーやクラッカー達を描いた漫画『王様達のヴァイキング』が面白いです。主人公の「是枝一希(これえだかずき)」がハッカーとして成長していく過程がめっちゃ熱いです。 そんな主人公が愛用しているThinkPadの天板には数字のシールがたくさん貼られてい…
名状し難いものがいる! そんな漫画が諸星大二郎さんの漫画『BOX~箱の中に何かいる~』です。全3巻。 物語は主人公の多角光二の元に送り主が不明の「箱根細工(からくり箱)」が届くところから始まります。その箱根細工を解くと、同時に街に異変が起きま…
そういえば、2017年ってEver17の年じゃないか! というのを2017年が終わる2ヶ月前に気づきました。これに気づけなかったの、ファンとして情けない… 『Ever17 -the out of infinity-』は2002年にKIDから発売されたアドベンチャーゲームです。2017年に存在する…
表現の自由ってなんでしょうね。 そんな疑問を考えさせられる漫画が筒井哲也さんの『有害都市』です。全2巻。 舞台は2020年の東京オリンピックが目前となった日本。不適切と判断されたものを排斥する運動が活発になり始めます。漫画家の主人公はそんな状況下…
ある一部の選ばれた人が、拳銃で人を殺めることが許される「射殺許可法」。 そんな法が適用された社会で様々な正義が示される物語が『トリガー』です。板倉俊之さん原作の小説で、漫画版は武村勇治さんが作画をされています。漫画は5巻完結です。 舞台は国王…
人間が発電する。 そんな世界を描いた漫画が千賀史貴さんと赤岸Kさんの『バテリバイス 人間電池と砂の巨像』です。2巻完結です。 舞台はとある島。そこには王都を中心に四つの「農園」が存在します。農園には体内で電気を生み出して体外に出力することがで…
『犯罪王ポポネポ』は小路啓之さん著のクライム×ギャグ漫画です。4巻完結。 ある善良な少年「マルキ」が陰謀に巻き込まれ、凶悪犯も怖がる犯罪王「ポポネポ」と間違われて逮捕されます。そして海上刑務所に収監され、そこで囚人達と暮らすことになる…という…
胸が張り裂けそうになる具合、すごい… 不老不死系の漫画を今までいくつか読んできましたけど、山うたさんの漫画『兎が二匹』は胸が張り裂けそうになる具合が群を抜いて一番ですね。。こんなにも不老不死系のせつない漫画があっただろうか? 不老不死の女性「…
(2020年10月4日更新)ついにアニメ化が決定しましたね、ヒナまつり! 笑いあり、涙あり、仕事ありの漫画でめちゃくちゃ面白いですよね。ヒナと新田の共同生活で笑い、アンズの天使さで涙し、そして三嶋瞳で仕事のつらさを実感する、そんなバランスのとれた…
主人公と両想いになったら消える。 そんな性質を持つ彼女を描いた漫画が高木ユーナさんの『不死身ラヴァーズ』です。別冊少年マガジンで連載していた隠れた名作です。 主人公の「甲野じゅん(こうのじゅん)」は「長谷部りの(はせべりの)」のことが好きで…
胸が苦しくなると隕石を降らせる。 そんな性質を持つ彼女を描いた漫画が高木ユーナさんの『銀河は彼女ほどに』です。彼女の機嫌を損ねないようにしないと人類が滅亡してしまう物語です。2巻完結。 主人公の「人(じん)」は同じクラスの「大石阿智(おおいし…
荒廃した階層都市を2人の少女が旅をする… つくみずさんの漫画『少女終末旅行』が熱いです!文明が崩壊した世界を少女達が旅をする。そして、旅中で人類が存在した形跡を見つけては感傷に浸る。そんな展開がたまらないです。 そして、『少女終末旅行』を読む…
機械大好き。人間嫌い。 ただし美少女!が登場する漫画が宮ちひろさんの『機械仕掛けのメルディーナ』です。スチームパンク感の漂うSFです。2巻完結。 舞台は機械技術が発展したロシアの風土を感じる街。そこに住む「メルディーナ」は機械の処分場で大きな機…
ゾンビ、怪物、邪神…そんな怪異が徐々に街にあふれてくる漫画が小池ノクトさんの漫画『黒街』です。ブラック(バイト)ユーモアあふれる話が面白いです。3巻完結。 主人公は高校生の「幸一」。父と二人で「黒街」で暮らしており、ある理由により学校をサボっ…
恐怖の大王、イルミナティ、魔術教団… そんなオカルトな存在がわちゃわちゃと集まる漫画が『放課後カタストロフィ -Re:THE END of the end-』です。原作は猪原賽さん、作画は平尾リョウさんです。3巻完結。 「1999年7の月に恐怖の大王が現れる」と予言したこ…
日曜日の夜になると、よく分からない震えが出ますよね。 「会社行きたくない…」「また休日を無駄に過ごした…」そんな憂鬱な気分からくるよく分からない震えです。全日本もう帰りたい協会の会員の方々は、きっとこの症状に共感を覚えるはず! そんなあるある…
インターネット上には「匿名」という怖さがありますよね。何者か分からない誰かが何かを書いている、そんな怖さです。 掲示板やチャットで書いた文章があたかも総意となって振る舞うとき、インターネットの持つ力と恐ろしさを同時に感じたりします。そんな恐…
間違った方向に進んだ高度情報化社会って、なぜか心踊りますよね。 お互いがお互いを監視しあう近未来社会を描いた漫画が里好さんの『ディス魔トピア』です。タイトルから察する通り、ディストピアのジャンルに分類されるような内容です。 舞台は「キズナト…
記憶を飛ばす、そんな状態を意図的に作り出せたら… 飲んでから24時間分の記憶をなくす薬「アイリウム」。そんな薬をテーマにした漫画が小出もと貴さんの『アイリウム』です。1巻完結、全7話のショートストーリーです。 記憶を無くすなんて怖くてできないです…
心理学を生活の中で応用している人、かっこいい! 心理学を使って高校生活をエンジョイしようとする漫画『サイコろまんちか』が面白いです。ヒロインの「伊東」が幼なじみの「阿部」を誘って心理学研究部を立ち上げてなんやかんやする青春コメディです。 基…
『賭ケグルイ』の第7巻、めっちゃ面白いっす! 個人的には今までの勝負の中でいちばんの出来かと。シンプルかつクレイジーな内容が面白すぎて思わず3回ほど読み返しましたよ。生志摩妄いいよね! 勝負の内容は、ギロチンの刃の落下先に置いた指を早く引いた…
2000年代といえばアニメや漫画で「シュレディンガーの猫」が流行った年かと思います。 主にパラレルワールドな展開を見せる作品でよく見た記憶があります。並行世界の原理の説明に「シュレディンガーの猫」の思考実験を用いるのが便利なのと、中二っぽい音感…
日本語の理解できる外星人がいたら、きっと日本人より良い対応をするよ。 地球外星人が地球で暮らせるようになった社会で、ときどき起こる外星人がらみの問題を解決する。そんなSF漫画が野村亮馬さんの『ベントラーベントラー』です。 地球外星人が何か問題…
ダーツ×心理戦 この組み合わせが最高に面白い漫画が田中一行さんの漫画『エンバンメイズ』です。ダーツを狙ったマトへ確実に当てる技量を持ったプレイヤー同士が大金、ときには命を掛けて戦います。 ダーツバトルは通常ルールではなく特殊なルールが加わりま…
この女の子がホブゴブリン?! つばなさんの漫画『ホブゴブリン 魔女とふたり』を読んでゴブリンのイメージがガラッと変わりました。どうやらゴブリンにはいろんな種類があって、中でもホブゴブリンはひそかに家事を手伝う妖精のことを言うそうです。 森の中…
モヤモヤしたら、月面に道路標識を放り投げるとか いろんな妄想を人はするけれど、その妄想は他者から見たらよく分からないものだったりします。けれどもその妄想を理解できた時、お互いの距離が一歩近づけたような関係になったりします。 妄想を理解してお…
『波よ聞いてくれ』の第三回のラジオ放送が熱いです! 『波よ聞いてくれ』は、カレー屋で働く女性(鼓田ミナレ)がとあるきっかけにより札幌のラジオ局でパーソナリティを務めることになる漫画です。ミナレの自己主張の強い性格とボキャブラリーが豊富な言い…