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発熱するマイナー魂

隠れた名作の発掘が生きがい。サブカル作品の感想とIT技術メモ中心のブログです。

小説

バラエティ豊富な不快をどうぞ『肉食屋敷』

小林泰三さんの短編小説『肉食屋敷』は、バラエティに富んだ不快系ホラーな作品です。4つの短編で構成されていて、「怪獣小説」「西部劇」「サイコスリラー」「ミステリー」と、さまざまなジャンルがそろっています。 小林泰三さんの小説といえば、グロい内…

吸血鬼を分析して対処『ネフィリム 超吸血幻想譚』

吸血鬼は血を吸った者を吸血鬼にする。であれば、吸血鬼は指数的に増えていくのでは? 言われてみればそうだよ!な気づきが得られた小説が小林泰三さんの小説『ネフィリム 超吸血幻想譚』でした。吸血鬼の生物的な特性を考慮したバトルが熱い小説です。 舞台…

知らなければ良かった話が満載『脳髄工場』

知らなければ良かったと、後悔したことってたくさんありますよね。 自分の存在の正体、住所しか書いていないビデオテープの中身、美味しいお菓子の成分など、興味本位で知りたいことはたくさんありますが、それを知ることは必ずしも幸せな結果になるとは限ら…

『AΩ 超空想科学怪奇譚』終わりと始まりが否応なしに訪れたら

小林泰三さんの小説『AΩ 超空想科学怪奇譚』はSFとクトゥルフ神話が融合したような内容で、両方が好きな人にとってはたまらなく面白いです。日本SF大賞の候補にもなった小説で、隠れた名作でもあります。 学生の頃に読んだ小説なのですが、この小説を読んで…

人間の不安定な部分があぶり出される恐怖『人獣細工』

人間は、自分自身が他の生き物と比べて高尚で完成された生き物と思い込んでいるところがあります。けれどそれは幻想にすぎなくて、考え方を変えると人間はとても不安定な生き物のように見えてきます。 人間は不安定な生き物、そんな事実を突きつけられる小説…

『マインド・クァンチャ』忘れることで強くなる、そんな剣士像に惚れます

『ヴォイド・シェイパ』シリーズの5作目『マインド・クァンチャ』。著者の森博嗣さんのページによると、 これでシリーズ完結としても良いと思っています。次も書くかどうかは、まだ決めていません。 とのことなので、おそらくはこの巻で完結です。「剣士の生…

『記憶破断者』推測で殺人鬼を追い詰めていく過程にしびれます

記憶が数十分しか持たない主人公 VS 記憶を上書き出来る殺人鬼 小説『記憶破断者』の内容紹介だけを見ると無理ゲーな感じがします。主人公の田村二吉は、そんな圧倒的に不利な状況の中で、殺人者の情報を収集し、追い詰めるための算段を画策していくのですが…

『フリーランチの時代』自由になればなるほど、人らしさが見えてくる気がします

技術はますます発達して、いずれはほとんど働かなくても生きていける時代がくるかもしれない。そんな飽食の時代になった時、人は何をするだろうか。そんなテーマ性を小説『フリーランチの時代』に感じます。 圧倒的に自由になったとしても、もしかしたら人の…

『アイの物語』人の物語を理解したいアンドロイドの物語

いつかは人と同様の知性を持つアンドロイドが開発されて、人と同じ行動範囲で生活する未来が来るかもしれない。その時人は、アンドロイドに対してどういった感情を持つのだろう。 人から見ると、アンドロイドの思考は異質のように感じると思います。同様にア…

『幸せスイッチ』今の幸せは、他のより良い幸せに気づけなかった結果でしかない

何を大切にしているかは人それぞれであって、時にはその大切なもののために他の何かを犠牲にしたりします。しかし、犠牲はあっても、その大切なものが守れたのであれば、それはきっと幸せなことなのだろう。小説『幸せスイッチ』にはそんなテーマを感じます…

『フォグ・ハイダ』人の生死について考えた。命の大切さが見えてきた。

森博嗣さんの剣豪小説『フォグ・ハイダ(The Fog Hider)』は霧の中での交戦を経験して成長していくような小説でした。多勢の敵に少数精鋭が挑む戦闘シーンがとても熱いです。 今までの『ヴォイド・シェイパ』シリーズは自己解決して成長していく印象が強か…

エンジニアの感性にとても響く『すべてがFになる』

僕が小説にはまるきっかけとなった作品が、森博嗣さん著の『すべてがFになる』でした。漫画化、ゲーム化、そしてドラマ化もされている作品でもあります。それほどまでに、この小説はおもしろくて魅力的だと思います。 内容は、工学部の助教授と学生が孤島の…

『あなたのための物語』人は死ぬという事実を受け入れていかなければ。。

逃れられない死と向き合って、死ぬという絶望を受け入れていく小説が『あなたのための物語』だと思います。余命を宣告されて生きていくことの描写にうわーってなりました。 死を目前にすると、自分のやるべきこととかが明白になって、そのやるべきことに専念…

『ノックス・マシン』文字の世界と現実世界が結びついていく展開がすごすぎる。。

ミステリーが大好きな文系人と、SFが大好きな理系人がそれぞれ面白いと感じる部分を持ち寄って融合させたようなエンターテインメント、それが法月綸太郎さんの小説『ノックス・マシン』でした。「どうやったらこんな発想が生まれるんだ」と思わずつぶやいて…

『マリアビートル』ついていないという試練に抗う姿が格好いいです

新幹線には殺し屋とか悪い奴とかがわちゃわちゃ乗っていて、お互いが出会ったなら後には不運な展開が待ち受けている。伊坂幸太郎さんの『マリアビートル』はそんな展開が面白い小説でした。 スピード感と緊迫感と不運感が、本当、たまらなかったです。おそら…

『海を見る人』異世界間でも変わらない何かに惹かれます

『海を見る人』は、様々な世界で生きる人々や生命を題材にした短編集です。天と地がひっくり返ったような世界や、時間の進む早さが場所によって異なる世界が登場したりします。SF的な好奇心が燻られます。著者は『玩具修理者』で有名な小林泰三さんです。 7…

『スカル・ブレーカ』ノギさんがヒロインしてる!

『ヴォイド・シェイパ』シリーズの三作目『スカル・ブレーカ(The Skull Breaker)』を読みました。タイトルの邦訳は「頭蓋を破壊する者」みたいな意味です。固定された型を崩すような感性を感じます。 内容は、異なる価値観に触れて、その価値観を取り入れ…

『ブラッド・スクーパ』美しいから強いという原則をひたひたと感じます

正義とか美しさとか強さとか、それらお互いに関連がありそうでなさそうな要素をつないでいくような小説が『ブラッド・スクーパ(The Blood Scooper)』でした。正義だから美しい、美しいから強いというような原則を感じられる作品です。 前作の『ヴォイド・…

『ヴォイド・シェイパ』本質を見出していく過程が素敵すぎる!

「日本の剣士」を想像したとき、平均的な感覚からすれば高尚な修行を行っている姿が頭に浮かんだりします。剣の道には深いところにある本質を浮き彫りにしていく過程があると考えていて、その過程はきっと崇高なものだろうと思います。 そんな過程を楽しめる…

『人造救世主 アドルフ・クローン』どうあがいても死ぬよこれ!

人造救世主シリーズは第三巻の『人造救世主 アドルフ・クローン』でひとつの完結を迎えます。最終巻では、超能力がいっそうの強さを帯びてきて、戦いがますます激しくなっていました。 プロローグのバトルはたった一手ミスすると死ぬ緊張感があり、後半のバ…

『人造救世主 ギニー・ピッグス』実験材料達の淘汰バトルが始まる!

困難に抗う姿はやはりかっこいい。今までの知識や経験を総導入して、生き残るための最善の一手を絞り出す。現状分析、仮説と検証、推察結果からの反撃、そんな論理的な展開が特徴的で、理系な頭を刺激するバトルもの小説が人造救世主シリーズです。その第二…

『人造救世主』論理的な超能力バトルが熱い!

小林泰三著の『人造救世主』は、偉人、クローン、超能力が盛りだくさんのバトルもの小説です。内容はライトノベルっぽいです。『鋼-HAGANE-』や『ノブナガン』といった作品が好きならば面白く読めると思います。 なんといっても論理的な超能力バトルが熱いで…

『玩具修理者』生命や時間といった曖昧な実体に潜む何かにぞわぞわする

『玩具修理者』は小林泰三著のホラー短編小説です。学生の頃に読んだ小説なのですが、独特の論理展開やまとわりつくようなぬめりみたいなものが強烈で、その印象が頭にこびり付いていまだに離れないです。 動いている、時間が進んでいるというのは不思議な感…

人のようなものがいっぱい『百舌鳥魔先生のアトリエ』

人型の面影を残して異形なものへとなっていく、あるいは人が人のようなものに出会う怖さをテーマにしたようなホラー短編小説集が『百舌鳥魔先生のアトリエ』です。著者はうわーってなる描写に定評のある小林泰三さんです。 別の可能性へと進化した人型が目の…

『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』力を求めて足掻いた感覚が蘇る

『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』という、中学二年生のときに持っていた感性を呼び起こさせるようなタイトルの小説をやっと読みました。いやー、もどかしくていたたまれない感覚が尾を引きましたぜ。 内容は、実弾を欲している主人公の山田なぎさと、海野藻…

『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』充実に向かっていく何かを感じたい

女子高生とチェーンソー男が戦っていた。何か面白そうだから手伝うことにした。なんとシンプルで、ラノベ的で、青春感漂うシチュエーションなのだろう! しかし、『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』というタイトルと、安倍吉俊さんの描いた表紙から…

たった一言の収束力がすごかった『十角館の殺人』

『十角館の殺人』は綾辻行人著作の館もののミステリ小説です。本作を読む前に知っていた情報は、たった一言の威力がすごいということでした。たった一言で、物語に渦巻いていた謎の全貌が見えてくる。その伏線回収がスカッとしてすごかったっす。 重要なのは…

『アリス殺し』チグハグな会話に巻き込まれる感じがすごく楽しい!

「このミステリーがすごい!2014年版」を見ると、第4位に『アリス殺し』という小説が選ばれていました。概要を見ると『不思議の国のアリス』に関連する要素が詰まった内容のようです。そして、著者は『玩具修理者』で有名な小林泰三さん。そう、 小林泰三 × …

絶望的なほどの大きなシステムにどう挑もうか『モダンタイムス』

『モダンタイムス』は 伊坂幸太郎著作のミステリー小説です。特定のキーワードを検索したら酷い目にあいます。キャッチコピーは「検索から監視が始まる」 モダンタイムス(上) (講談社文庫)作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/10/14メディ…

戦い続けることが最良なのだろうか。。ループもの小説『All You Need is Kill』

『All You Need is Kill』は桜坂洋著のSF小説です。ギタイと呼ばれる敵と戦う一日が何度も繰り返すというループものな作品です。ダグ・リーマン監督、トム・クルーズ主演でハリウッド映画化もされていて、『Edge of Tomorrow』というタイトルで2014年に公開…

217年先に情報を伝えるという無理指令『コロロギ岳から木星トロヤへ 』

『コロロギ岳から木星トロヤへ 』は小川一水さんの時間系SF小説です。 2014年のコロロギ岳と2231年の木星前方トロヤ群をつなぐ物語。2世紀間でなされるコミュニケーションに胸が熱くなる。 コロロギ岳から木星トロヤへ (ハヤカワ文庫 JA オ 6-20)作者: 小川…

説得力のある奇妙な論理展開が素敵『見晴らしのいい密室』

『見晴らしのいい密室』は小林泰三さんが書く7篇の短編集です。『目を擦る女』から3篇の新作を入れ替えた構成となっています。説得力のある奇妙な論理展開がもう素敵すぎです。 見晴らしのいい密室 (ハヤカワ文庫JA)作者: 小林泰三出版社/メーカー: 早川書房…

『ハサミ男』所々に仕込まれたミスリードが一気に解き明かされる過程に興奮です

『ハサミ男』は殊能将之氏の書くミステリー小説で、第13回メフィスト賞受賞作品です。 連続殺人犯のハサミ男を真似した殺人を巡って刑事とハサミ男が深みにはまっていきます。叙述トリックの大傑作です。 ハサミ男 (講談社文庫)作者: 殊能将之出版社/メーカ…

『第六大陸』月面開発を行う民間企業が熱すぎる

第六大陸は小川一水氏の小説です。日本の民間企業が月面開発に挑戦する小説で、開発を成功させようとする想いや行動が熱い作品です。 第六大陸〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)作者: 小川一水出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2003/06メディア: 文庫購入: 16人 クリ…

日本がゼロになる『コズミック・ゼロ 日本絶滅計画』

日本から人が不条理に消えていく。一日に数百万人という規模で。『コズミック・ゼロ』は清涼院流水氏の壮大な消失パニックサスペンス小説です。 コズミック・ゼロ: 日本絶滅計画 (文春文庫)作者: 清涼院流水出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2012/05/10メデ…

意識的な何かが変調して変革する青春小説『僕のエア』

『僕のエア』は滝本竜彦さんの青春小説です。なんというか”現実”を直視させられるような内容で、夢と妄想をパッキバキに壊されてダウンな感じになりました。 僕のエア (文春文庫)作者: 滝本竜彦出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2012/08/03メディア: 文庫 …

邪なたくらみに満ちたホラー・ミステリー『完全・犯罪』

『完全・犯罪』は小林泰三氏の書くミステリー小説です。5編の短編は、どれもホラーな内容を含んでいて、奇妙な後味を残していきました。キャッチコピーは「邪なたくらみに満ちた五つの物語」。 完全・犯罪 (創元推理文庫)作者: 小林泰三出版社/メーカー: 東…

モザイクな探偵達『大きな森の小さな密室』

『大きな森の小さな密室』は7編の短編が集録された小林泰三氏のミステリー小説です。改題前は『モザイク事件帳』というタイトルでした。登場する探偵たちは個性的で、一部にはモザイクがかかりそうなブラックな内容が含まれてます。 大きな森の小さな密室 (…

とてもとても毒徳 『コインロッカー・ベイビーズ』

村上龍の長編小説『コインロッカー・ベイビーズ』がバイオレンスでエロティックでパラノイアでした。 新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫)作者: 村上龍出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/07/15メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 21回この商…

火星な環境でサバイバルゲーム 『クリムゾンの迷宮』

『クリムゾンの迷宮』は貴志祐介さんのサバイバルホラーです。火星と呼ばれる場所に放置された男女が脱出を試みるという内容です。手元にはポケットゲーム機があり、条件をクリアするといろんな情報が得られます。得られた情報を最大限に利用し、襲いかかる…

身体のあちこちがむず痒くなる 『天使の囀り』

『天使の囀り』は貴志祐介さんのホラー小説です。身体のいろんな箇所がむず痒くなりました。。 天使の囀り (角川ホラー文庫)作者: 貴志祐介,酒井和男出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2000/12/08メディア: 文庫購入: 19人 クリ…

地の楽園を目指す旅 『天獄と地国』

頭上は大地、眼下は星海 天獄と地国 (ハヤカワ文庫JA)作者: 小林泰三出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2011/04/30メディア: 新書購入: 2人 クリック: 79回この商品を含むブログ (19件) を見る 『天獄と地国』は小林泰三さんのSF作品で、『海を見る人』に収…

科学と論理がぎゅっと詰まったハードSF 『天体の回転について』

小林泰三さんといえばグロホラーの代名詞である『玩具修理者』や、時間の不均衡がせつない『海を見る人』などの作品が有名だと思います。SFとホラーの両方を主に手掛けていますが、共通して感じるのは奇妙に強力な論理展開です。『天体の回転について』もそ…

「塩の街」 この終末が美しい!

有川浩さんによるロマンチックSF。世界が終わる瞬間まで、人々は恋をしていた。 塩の街 (角川文庫)作者: 有川浩出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2010/01/23メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 92回この商品を含むブログ (138…

微睡みのセフィロト

冲方丁氏の超次元SF 。感覚者と感応者のいる世界。 微睡みのセフィロト作者: 冲方 丁出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2013/11/15メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見る マルドゥック・スクランブルとマルドゥック・ヴェロシティを先に読ん…

ゴールデンスランバー

伊坂幸太郎氏が書く黄金のまどろみ。突然、首相暗殺の容疑者にされた元宅配ドライバーの逃走が描かれます。 ゴールデンスランバー作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2012/07/01メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 「大きな力に排斥…

ハーモニー

伊藤計劃氏のSF小説。第30回日本SF大賞受賞作品。 健康、思考、感情が科学技術によって制御されている平和な世界。そんな世界の現実は、人から考えることや感情を奪っていく。ゆっくりと平和に殺されていく世界に霧慧トァンと御冷ミァハが反抗する。 ユート…

2010年に読んで面白かった本のまとめ

今年も最後の日ということで,2010年に読んで印象に残った本をまとめました.なんとか今年中にまとめたかったけれど,時間があまり取れなくて取り急ぎでまとめた感じです.完全なる自己満足です.どうぞ! 10 限りなく透明に近いブルー クスリと暴力の溢れる…

年刊日本SF傑作選 量子回廊

2009年に話題になった短編SFをまとめた文庫です.瀬名秀明さんの『For a breath I tarry』は自分の存在確率の意味を考えさせられる作品でした.松崎有理さんの『あがり』は絶望と希望が織り交じった収束が素敵でした.他にも八木ナガハルさんの『無限登山』…

きみとぼくの壊れた世界

西尾維新氏が提供するミステリィ.禁じられた一線らしき何かを踏み越えて,世界は壊れていく. タイトルから,「主人公に関係する世界がだんだんと壊れていくのだろう」と予測していて,その予測はあながち間違いなく進んだ.しかし,想定外だったのは世界の…